日本の毒きのこと中毒の型以下,中毒症状の概略と代表的な毒きのこについて,その見分け方のポイントを記す。なお代表的な毒きのこについてはカラ−写真を入れたが,詳細については,図鑑を参照されたい。我国の最近の研究成果を盛り込んだ図鑑としては,カラ−写真を主体とした「日本のきのこ」(山と渓谷社 1988) ,またスッケチを主体とした「原色日本菌類図鑑」I,II(保育社,1987,1989)などがある。
きのこから抽出された生理活性物質や毒成分は,代表的なものにとどめた。その詳細に関しては,最近の総説(藤本1987,Konno 1995)@を参照されたい。
また毒成分の不明なきのこには*印をつけた。毒成分はわからなくても,中毒症状や分類学的位置から便宜的ではあるが,一応8つのグル−プに分類したが,将来,毒成分の構造が明らかになり,その作用機作がわかって来ると考え直す必要が生じてくるものもあろう。
Aタイプの中毒を起こす猛毒きのこ
Bタイプの中毒を起こす毒きのこ
Cタイプの中毒を起こす毒きのこ
Dタイプの中毒を起こすきのこ
Eタイプの中毒を起こすきのこ
Konno, K. Biologically active components of poisonous mushrooms.
Food Reviews International 11(1): 83-107. (1995)