編集後期

2008 年 03 月 31 日


 前号に引き続いて、今回も予定通り前号から1年後に公刊することができた。安彦第一論文は、たまたま目にすることができた吉永氏の安彦批判に対して、「景観紛争」に関する安彦の基本的立場を再確認するものでもあった。機会を与えて頂いた格好になっている氏には、感謝するとともに「執筆要項」に従って再批判の論考をご提供いただければ有り難く思う。安彦第二論稿、神崎論稿は、本年度日本倫理学会「主題別討議」を念頭においた京都生命倫理研究会本年3月例会ミニシンポジウム「「非-人間中心主義」のために」に対する基礎資料ともなるものである。安彦稿は論議のための事前閲読用資料として本号プレ・ヴァージョンで公開したもの、神崎稿は、そのシンポジウムでの基調報告に事後若干の修正を加えたものである。このミニシンポジウムでは時間をとってディスカションを行ったが、それに関して本号への補完号(no.11.01号)を刊行することも考えている。(安彦記)

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2008/03/31作成