日時:2008年10月25(土) 26(日)日
両日、午前10:00〜午後5:00の予定
場所:滋賀大学教育学部 化学教室
対象:中学生・高校生と保護者・先生
募集: 20名 定員になり次第終了します
参加費:無料です 是非ご応募ください
昼食は各自ご準備ください
滋賀大学では大学等地域開放事業として2000年より「滋賀大学で科学しよう」を実施しています。
これは、滋賀大学教育学部の実験室を使って、教官、大学生、大学院生といっしょに、中学生と保護者
の方々にサイエンスを実感してもらうことを目的としたものです。2日間サイエンスの世界にご招待します。
今年研究材料として取り上げるセタシジミは、びわ湖に生息している淡水産の二枚貝です。昔はたくさん
生息していて漁業も盛んでしたが、40年ほど前から激減しました。環境の悪化の影響を受けやすい生物
のようですが、近年は滋賀県や漁業者などの努力によって、少しずつその数が回復してきました(琵琶湖
セタシジミ資源回復計画「滋賀県」)。
そこで、このセタシジミに関する環境保全の取り組みを学んだり、古くから郷土料理として食されてきた
セタシジミ汁の試食なども予定しています。
また、最先端化学分析実験として、このセタシジミに含まれる「セラミド」を題材として取り上げます。セラ
ミドは化粧品に使われ、その保湿成分として話題になりました。今では、化粧クリーム・石けん・シャンプー
だけでなく、健康食品やサプリメントにも添加されています。このセラミド、実は色々なところにあるのです。
市販されているセラミドは、セラミドに糖が結合した糖脂質(グルコシルセラミド)なのですが、簡単な
「セラミド」と言う言葉が使われるようになっています。専門的に言えば、セラミドは長鎖塩基と脂肪酸が
結合した脂質(脂肪や油の仲間)で、生きていく上で非常に重要な物質です。
こんなセラミドを教育学部の化学教室で日頃研究に使用している最先端の分析機器を使い、
以下の手順で調べていこうと考えています。
10月25日 セラミドを取ろう!
@びわ湖固有種のセタシジミから脂質を取り出します(抽出)。脂質は有機溶媒に溶けこみます。
A脂質の成分にも色々ありますので、性質によって分けます(分離)。
分離したセラミドは持って帰れる・・・かも?
10月26日 最先端化学分析!
B分離した脂質を、化学反応を利用して検出したり分解したりします。
C分析器にかけることで、どんな成分からできているかが分ります(分析)。
25日と26日は続けて参加していただけます。また、それぞれの日では内容が違いますので、
一日ずつの参加も受け付けています。
問い合わせ・申し込み先
:滋賀大学教育学部企画係
〒520−0862滋賀県大津市平津2丁目5−1
077−537−7701