2001

滋賀大学で科学しよう

粘菌をサイエンスする

日時:2001年8月25() 26()日(2日間連続)

            両日、午前930〜午後500の予定。

場所:滋賀大学教育学部 化学教室・生物学教室

対象:中学生とその保護者(先生も可)、ペアでの参加です。

募集:10組(20名)定員になり次第終了。

参加費:無料です。是非ご応募ください。

ポスター もご覧ください。

滋賀大学では大学地域開放事業として昨年より「滋賀大学で科学しよう」を実施しています。これは、滋賀大学教育学部化学教室と生物学教室の実験室を使って、教官、大学生、大学院生といっしょに、中学生とその保護者の方々にサイエンスを実感してもらうことを目的としたものです。2日間サイエンスの世界にご招待します。参加費は無料です。

 

最近のサイエンス(科学)の進歩はめざましく、日に日に新しい事が発見されつつあります。特に30億とも言われる人間の遺伝子の情報がすべて明らかになりました。遺伝子の情報が分かることによって、今まで知られていなかった病気の原因を予測したり、治療に結び付けたりすることが期待されています。

 

このようなライフサイエンス(生命科学)分野における研究やその原理、方法などは非常に複雑で、理解することは大変難しいことです。そこで、実際の研究でも行われているように、私たちの体を形作っている細胞に焦点をあて、細胞レベルでの知識を深めることが重要になってきます。

 

「滋賀大学で科学しよう」では、教育学部で私達が日頃研究している比較的単純で巨大な細胞である「粘菌」を用いて、実験・実習を通して生命の基本単位である細胞の知識から生命の原理とその仕組みを学びます。

また、生命の基本単位である細胞を身近に知ることにより生命を実感し、尊重する態度を身につけるとともに、細胞の知識を通じてライフサイエンスの知識を豊かにしようと考えています。

 

 

○「粘菌」ってどんな生き物だろう? 「粘菌」変形体の形と動きを顕微鏡で覗いてみよう

動く細胞「粘菌」を顕微鏡(高感度偏光顕微鏡など)で観察し、その構造を理解します。またビデオに記録し(顕微鏡ビデオシステム)、その動きを観察します。

 

○「粘菌」が動く?その物質,タンパク質に色をつけてみよう

運動する力の発生のもととなる物質、これは粘菌から私達人間まで共通の物質であるタンパク質(アクチン・ミオシン)です。この二つを別々に見分けるために特殊な蛍光物質を使って、目に見えるようにします。

 

○「粘菌」って何でできているの?

粘菌は巨大になっても一つの細胞です。細胞は外と内を仕切る非常に薄い膜(細胞膜)で包まれています。この細胞膜を作っている成分(脂質・リピッド)は、驚くことに粘菌と人間とでは大差はありません。そこでこれらの細胞膜の成分を調べます。まず、細胞膜から成分を取り出して、どんな種類の物があるのかを調べ(TLC分析)、

どんな成分なのかを最新の方法と機器(MALDI- TOF/MS分析など)で調べます。

問い合わせ・申し込み先

:滋賀大学教育学部庶務係

    〒520−0862滋賀県大津市平津2丁目5−1

    077−537−7704

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後援:滋賀県教育委員会/大津市教育委員会