2002

滋賀大学で科学しよう

DHAってどんなもの?

日時:2002年9月14()15()日(2日間連続)

           両日、午前1000〜午後500の予定。

場所:滋賀大学教育学部 化学教室

対象:中学生とその保護者(先生も可)、ペアでの参加です。

募集:10組(20名)定員になり次第終了。

参加費:無料です。是非ご応募ください。

ポスター もご覧ください。

滋賀大学では大学等地域開放事業として2000年より「滋賀大学で科学しよう」を実施しています。これは、滋賀大学教育学部の実験室を使って、教官、大学生、大学院生といっしょに、中学生とその保護者の方々にサイエンスを実感してもらうことを目的としたものです。2日間サイエンスの世界にご招待します。参加費は無料です。

 

最近のサイエンス(科学)の進歩はめざましく、日に日に新しい事が発見されつつあります。特に30億とも言われる人間の全遺伝情報(核酸の配列)が明らかになりました。遺伝子の情報が分ることによって、今まで知られていなかった病気の原因を予測したり、治療に結び付けたりすることが期待されています。

 

このようなライフサイエンス(生命科学)分野における研究やその原理、方法などは非常に複雑で、理解することは大変難しいことです。一方でサイエンスの情報は氾濫している状況にあります。そこで、日頃良く耳にする物質に焦点をあて、その物質を調べることによって、ライフサイエンスの知識を深めて行こうと考えています。

 

今年の「滋賀大学で科学しよう」では、「DHA(ディーエッチエー)」を題材として取り上げます。DHAは頭を良くする栄養素として話題になりました。今では、健康食品や乳幼児のミルクにも添加されています。DHAをとることで頭が良くなるかどうかを調べるのは複雑で大変です。ところがDHA自身を分析するのは比較的簡単にできるのです。

 

 

DHAは「ドコサヘキサエン酸」と言う物質です。脂肪や植物油の仲間ですが、低い温度でも固まらない、非常に柔らかい脂質です。海に住む魚、特にマグロの眼の裏に豊富にあるといわれており、海水棲の魚のDHAについては良く調べられています。

 

 しかしながら、淡水にすむ魚のDHAについてはあまり良く分っていません。そこで、琵琶湖にたくさんいるブラックバスにもDHAはあるのでしょうか?」と言う疑問に答えるべく、教育学部の化学教室で日頃研究に使用している最先端の分析機器を使い、以下の手順で調べていこうと考えています。

 

@ブラックバスなどの目の周りから脂質を取り出します(抽出)。脂質は有機溶媒に溶けこみます。

A脂質の成分も色々ありますので、性質によって分けます(分離)。

B分離した脂質を、化学反応を利用して分解します。

C分析器にかけることで、どんな成分からできているかが分ります(分析)。

Dコンピュータで解析したり、分子模型を組み立てて、DHAの形(構造)を調べます。

問い合わせ・申し込み先

:滋賀大学教育学部庶務係

    〒520−0862滋賀県大津市平津2丁目5−1

    077−537−7704

滋賀大学教育学部ホームページアドレス

滋賀大学教育学部化学教室ホームページ

後援:滋賀県教育委員会/大津市教育委員会 (申請中)