初等教育コース 初等教科専攻 家庭専修・中等教育コース 家庭専攻

概要

家庭科は、衣食住などに関する実践的・体験的な学習活動を通して、生活の自立に必要な基礎的・基本的な知識および技術を習得するとともに、家庭の機能について理解を深め、家庭生活をよりよく豊かに創造しようとする能力と態度を育成することを目標としています。本コースでは、小学校、中学校、高等学校の家庭科でこれらの指導に対応できる専門的・総合的実践力を備えた家庭科教員の養成をめざしています。

カリキュラム

初等教育コース初等教科専攻・家庭専修:小学校1種免許

[教員養成基本科目]及び[教育参加科目]の中から必要な科目を履修し、さらに家政教育コースが開講する[得意分野育成科目]の中の教科内容学(家庭)の中から、各自の関心に応じて必要な科目を履修します。3年次秋学期以降からは、卒業論文の準備のために、卒業論文の内容に関連する科目(卒業論文指定科目)が始まります。希望分野の指定科目は必ず履修してください。4年次で卒業論文を完成させます。

中等教育コース家庭専攻:中学校1種免許(家庭)

[教員養成基本科目]及び[教育参加科目]の中から必要な科目を履修します。さらに、[得意分野育成科目]の中から、「教科教育学(家庭)」8単位 を含め、免許取得に必要な科目を履修します。3年次秋学期以降からは、卒業論文の準備のために、卒業論文の内容に関連する科目(卒業論文指定科目)が始まります。希望分野の指定科目は必ず履修してください。4年次で卒業論文を完成させます。

コースで何を学ぶか 得意分野の形成

スタッフ紹介

矢野 由起・・・ 家庭科教育

専門分野は家庭科教育です。特に食物分野の学習指導について研究をしています。生涯にわたり健康的な生活を送るためには、学校教育、特に小・中・高校の家庭科食物分野において何を学習すればよいのでしょうか。どのような教材を使ったら児童・生徒の理解が進むのでしょうか、学習指導方法のちがいによって児童・生徒の理解は異なるのでしょうか。このようなことに焦点をあてて研究をしています。その基礎として、例えば、現在の子どもたちの食生活の実態、子どもたちの食に対する興味・関心、意識や価値観を調査したり、子どもたちが興味・関心をもつような教材を作ったりしています。この他、家族、被服、住居等の分野における教材づくりや学習内容・学習方法についても研究を行っています。

卒業論文題目:


與倉 弘子・・・ 被服学

専門分野は被服学です。暖かい、涼しい、肌触りが良い、シルエットが美しいなど、被服の着用時の快適性は被服材料の性質によって支配されます。被服の快適性は着用者によって主観的に評価されますが、この人間の感覚と被服材料の物理的性質との関係を結び付けることにより、快適な被服を設計することが可能になります。研究方法としては、多様な用途の被服について、被服材料の物理的性質と被服の快適感の関係を明確にして、着心地の良い被服を設計するための基礎的指針を提案します。

卒業論文題目:


久保 加織・・・ 食物学

専門分野は食物学です。「食べ物の嗜好性について」と「適切な食物教育とは何か」が主な研究テーマです。食品は、加工や調理をして食べ物になることが多いですが、その加工や調理が本来持っていた食品の成分をどのように変化させているか、またそのことにより、私たちが食べたときに感じるおいしさにどのような影響をもたらしているのかを探っています。さまざまな食品成分を分析するとともに、ときには嗜好検査なども行っています。一方、何をどれだけどのように食べるかを知ることは現在の私たちにとって非常に大切なことです。このことについて何をどのように教育していくのがよいかについても研究を進めています。

卒業論文題目:


田中 宏子・・・ 住居学

専門分野は住居学です。住まいの住み心地、居心地を高めるには、どのようにすればよいのか、研究のスタートは「快適な住まい」がテーマでした。しかし、近年、日本は毎年のように、地震、台風、洪水などの自然災害により、多くの人の命、生活基盤となる財産が失われています。住まいは、命と財産を護るシェルターです。その原点に立ち戻り、そして被害を少しでも軽減する為に「安全な住まい」にテーマを広げて研究をしています。そして子どもたちに、住まいをより安全に、より快適に改善する力を、どのようにして育んだらよいのか、家庭科における住まいに関する教育についての研究を進めています。

卒業論文題目:


平松 紀代子・・・ 家庭経営学

専門分野は家庭経営学・家族関係学です。家庭や家族の在り方が多様化するなかで、男性も女性も各自の個性を生かして自己実現し、また社会の一員として地域社会に貢献してゆくことが求められています。1人の生活者としての主体性を育み、自分自身の人生 、家庭生活をマネジメントすることの大切さについて研究を進めています。

卒業論文題目:


大矢 英世・・・ 家庭科教育

専門分野は家庭科教育です。これまで小中高の家庭科教員として教材研究に取り組んできました。現在は、学校における家庭科教育の課題および授業づくり・教材開発を中心に研究を進めています。

卒業論文題目:


家政研究室をもっと詳しく・・・・・・

Q: 卒業生の進路について教えて下さい。
A: 小学校・中学校・高等学校の教員としてだけではなく、幼稚園、保育園に就職する人もいます。また、学んだことを活かして民間企業に就職する人や大学院へ進学する人もいます。
Q: 学生生活について教えてください。
A: 教科の特質上、実験・実習が多いためか、学生たちはいつも生き生きと楽しそうに活動しています。研究室の行事は、新入生歓迎会、卒業論文発表会、卒業祝賀会などがあります。学生の人数が10名程度と少ないので、学生同士の結びつきが強く、卒業してからも交流が続くようです。

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