DIALOGICA 総目次


  略号:
   KT:キー・ターム
   KP:キー・パーソン


  1. 創刊にあたって
       KT:対話、論争

  2. 安井惣二郎  滋賀の平和教育
       KT:滋賀県の平和教育、高校社会科

  3. 安彦一恵   「相対主義」の克服--R.ローティに即して--
       KT:相対主義、自文化中心主義、観察者と参加者、ノイラートの舟、討議、会話
       KP:Rorty、Putnam、Habermas、Hare、Walzer、Oakeshott、Lyotard、冨田恭彦、野家啓一

  4. 安彦一恵   江口氏への回答
       KT:自然の価値、intrinsic value、普遍化可能性
       KP:江口聡、安彦一恵、Hare、内井惣七

  5. 安彦一恵   ベンヤミン『パサージュ論』の解釈について
       KT:『パサージュ論』の諸解釈、パサージュ、近代、アウラ、弁証法的形象、室内、ユーゲント様式、歴史主義、美的モデルネ
       KP:Benjamin、Proust、古屋祐一、鹿島茂、好村富士彦、村上隆夫、道旗泰三、三島憲一

  6. 藤野寛    アクセル・ホネット「公正と情愛の結びつきとの間で--道徳上の論争の焦点にたつ家族--
       KT:家族、フランクフルト学派
       KP:Honneth、Horkheimer、Kant、Hegel、上野千鶴子

  7. 安彦一恵    保守主義/伝統主義/歴史主義--批評:西部邁『思想の英雄たち』--
       KT:保守主義、伝統主義、歴史主義、物語主義、歴史、正統、伝統
       KP:西部邁、福田和也、Oakeshott、Eliot、Hayek、Nietzsche、Benjamin、Mannheim、Ortega

  8. 安彦一恵    歴史主義について
       KT:歴史主義、観想的歴史主義、実践的歴史主義、歴史意識、歴史学、近代の時間意識
       KP:Meinecke、Nietzsche、Loewith、Plessner、Valery、Tafuri,M.、Olsen,D.J.、Ruskin、Newton、Mannheim、橋川文三、野口武彦

  9. 本田邦夫   日本人の心の原風景
       KT:日本人の心、仏教、儒教
       KP:和辻哲郎、親鸞、道元、本居宣長、二宮尊徳、福沢諭吉、内村鑑三、夏目漱石、西田幾多郎、田辺元

  10. 安彦一恵   「道徳の理由」傍論--批評:大庭・永井論争--
       KT:道徳の理由、Why be moral?、正当化、遮断のレトリック、邪悪な真理、言語ゲーム、岩盤、賢慮
       KP:永井均、大庭健、Wittgenstein、Nietzsche、Hare、Aristoteles

  11. 永井均   コメント
       KT:道徳主義、道徳の理由、Why be moral?
       KP:安彦一恵、大庭健、Nietzsche、Wittgenstein

  12. 麻生徹   ナチズムと芸術
       KT:ナチズム、芸術、「ドイツ的」、「北方的」、退廃芸術展、大ドイツ芸術展、表現主義、古典主義、ロマン主義、人物画、風景画、建築
       KP:Hitler、Rosenberg,A.、Goebbels、Nolde,E.、Mosse,G.L.

  13. 安彦一恵   「歴史観」闘争

       KT:歴史、歴史観、歴史教科書、自由主義史観、戦争責任、国民国家、物語、アイデンティティ
       KP:坂本多加雄、大日方純夫、加藤典洋、大越愛子、アーレント

  14. 藤野寛   細見和之『アドルノ -- 非同一性の哲学』(講談社 1996年)によせて

       KT:非同一性、幸福、繊細、全体、否定的弁証法、理性批判、前衛芸術
       KP:細見和之、Adorno、Horkheimer、Kierkegaard、Freud、Scnaedelbach

  15. 安彦一恵   「「歴史主体」論争」をめぐって

       KT:歴史主体論争、従軍慰安婦問題、自由主義史観、国民国家、戦争責任、共同性/公共性、死者の弔い、私利私欲、正義、文学/政治、日本人
       KP:加藤典洋、高橋哲哉、西谷修、上野千鶴子、岩崎稔、大越愛子、中野敏男、福田和也、川本隆史、アーレント

  16. 藤野寛   「埋め合わせ理論」とその批判者 ---- ヨアヒム・リッター学派とフランクフルト学派

    KT:埋め合わせ理論、リッター学派、フランクフルト学派、精神科学、風景、歴史性、多元主義、近代、和解、文化
    KP:Ritter、Marquard、Schnaedelbach、Hegel、Adorno

  17. 安彦一恵   「補償理論[埋め合わせ理論]」とは何か ---- コメント、および自己訂正・補完 ----

    KT:補償理論、埋め合わせ理論、リッター学派、風景、歴史主義、保守、近代、和解、イデオロギー、現実逃避、精神科学
    KP:藤野寛、Marquard、Ritter、Hegel、Schnaedelbach、Adorno

  18. 安彦一恵   加藤典洋の「ねじれ」の議論

    KT:ねじれ、戦後日本、憲法、本音・建前、人格の分裂、死者の弔い、集団(主義)、失言
    KP:加藤典洋

  19. 安彦一恵   柄谷--加藤論争について

    KT:歴史主体論争、文学、反核声明、湾岸戦争反戦署名、共同体(派)、外部(派)、幻惑派、批評、ロマン主義、イロニー、フモール(ユーモア)、(戦後)啓蒙、超越論的、懐疑、実存、単独者、構造論、認識者、平和憲法、ポストモダン、他者、動機、倫理、国民国家、(世界)資本主義、冷戦体制崩壊
    KP:柄谷行人、浅田彰、加藤典洋、竹田青嗣、笠井潔、瀬尾育生、藤井貞和、吉本隆明、高橋哲哉、上野千鶴子、夏目漱石、Descartes、Spinoza、Husserl、Kant、Levinas、Sartre

  20. 麻生徹   シラー美学の位置付けに関する一考察

    KT:シラー美学、古典主義、ロマン主義、情感的、崇高
    KP:Schiller、Schlegel、Kant

  21. 安彦一恵   二つの「合理性」概念--J.McDowell的「道徳的実在論」の批判的検討(詳細版)

    KT:道徳的実在論、(自己)目的としての道徳と手段としての道徳、「真理」か「方法」か、価値、生活形式、「規則に従うこと」、第二性質
    KP:McDowell、Wiggins,D.、Locke、Gadamer、Mackie、Blackburn、Wittgenstein、Husserl、三木清、(神崎繁)

  22. 安彦一恵   いかなる倫理が「私」を超えうるのか--公共性と倫理--

    KT:倫理的公共性、公共性の倫理的次元、利他主義、自由主義vs共同体主義、関係の私有化
    KP:Hare

  23. 安彦一恵   都市景観における「過去」の問題--松原隆一郎氏への反論=再批判

    KT:都市景観、景観紛争、過去、伝統主義、歴史主義、時間性の美学、記憶、(知覚的)保守主義、自由主義、共同体主義、自生主義
    KP:松原隆一郎、安彦一恵

  24. 谷本麻紀   「私」の同一性

    KT:「私」の同一性、同一性の基準
    KP:Williams,B.、Parfit、Platon、Locke、Nozick

  25. 安彦一恵   「倫理性」の二つのかたち(一) ― W・D・ロス倫理学のメタ倫理学的検討 ―

    KT:「倫理性」概念、帰結主義、義務論、結果説、動機説、徳倫理、particularis、
    KP:Ross,W.D.、Sidgwick、Anscombe

  26. 安彦一恵   「倫理性」の二つのかたち(二) ― 二重結果説をめぐる「道徳神学」的諸議論のメタ倫理学的検討 ―

    KT:「倫理性」概念、二重結果説、ダブル・エフェクト(double effect)、道徳神学
    KP:Boyle,J.M.Jr.、Williams,B.、Finnis,J.、Fuchs,J.、Janssens,L.、Knauer,P.、Mangan,J.T.、May,W.E.、McCormick,R.A.、Rhonheimer,R.A.、John Paul II (Wojtyla)

  27. 安彦一恵   道徳的個別主義批判 ― ロス、ダンシーの個別主義 ―

    KT:道徳的個別主義、全体論、出来(関係)(resultance)
    KP:W.D.Ross、J.Dancy

  28. 卒業論文: 前田麻澄   異類の存在論

    KT:存在論、知覚、境界
    KP:大森荘蔵、J・R・サール、小松和彦

  29. 安彦一恵   補遺:景観(紛争)をめぐって――吉永明弘氏論稿への応答として――

    KT:景観(紛争)、自由民主主義、価値と趣味、選好強度、仮想評価法、倫理
    KP:吉永明弘、松原隆一郎、安彦一恵、Y-F・トゥアン(tuan)

  30. 安彦一恵   「人間中心主義vs.非-人間中心主義」再論

    KT:人間中心主義vs.非-人間中心主義、環境プラグマティズム、内在的価値、存在価値、自然、生態学、環境倫理学、効用、真正の利他主義、愛、隣人愛、倫理性
    KP:安彦一恵、G.pinchot、J.Muir、A.Leopold、A.Naess、O.O'Neill、Von Wright、A.Weston、E.Katz、A.Light、M.J.Zimmerman、Kant、Moore、P.Geach、P.W.Taylor、W.Godfrey-Smith、J.V.Krutilla

  31. 神崎宣次   「問題解決」という問題設定の枠内で非人間中心主義は生き残れるか?

    KT:人間中心主義vs.非-人間中心主義、環境プラグマティズム、収束仮説、生態学の知見
    KP:B.Norton、J.Muir、R.Nash、A.Leopold、A.Light

  32. 安彦一恵   「生活環境主義」的発想の批判 ― 「環境プラグマテズム」との関係づけにおいて ―

    KT:生活環境主義、環境プラグマティズム、収束仮説、生活、人間中心主義vs.非-人間中心主義、内在的価値、文化、環境社会学、環境倫理学、里山、価値財
    KP:白水士郎、鳥越皓之、嘉田由紀子、古川彰、松田素二、鬼頭秀一、神崎宣次、B・ノートン(Norton)

  33. 安彦一恵   R・ノートン「転成的価値」概念の批判的検討 ― 環境倫理学関連拙稿への補遺 ―

    KT:転成的価値、内在的価値、存在価値、生物種の保存、収束仮説、非人間中心主義、弱い人間中心主義、仮想評価法、選好、翻訳、コミットメント
    KP:R.Norton、A.Light

  34. 安彦一恵   「愛」概念をめぐって ― N.K.Badhwar,"Friends as End in Themselves"の批判的検討 ―

    KT:愛、友愛、エロース、アガペー、目的友愛、価値、便益、自己善、快楽、代替不可能性、同一性、本質、性格、性質、動機、選好、内在的、弱い人間中心主義、転成的価値
    KP:Badhwar、Aristoteles、Platon、Nygren、Kierkegaard、Kant、R.Norton

  35. 安彦一恵   「道徳性」について:『倫理学年報』第58集(2009年)三論稿への書評

    KT:道徳心理学、理性と情念、観念、理想、動機付け、道徳感情、欲求、共感、(動機)内在主義、信念-欲求理論、功利主義、愛
    KP:林誓雄、佐藤岳詩、児玉聡、Hume、Hare、Bentham

  36. 安彦一恵   「道徳心理学」への誘い ― 「「道徳性」について:『倫理学年報』第58集(2009年)三論稿への書評」への補遺 ー

    KT:道徳心理学、動機づけ、情動、感情、義務論、帰結主義、功利主義、自然主義、脳神経科学、メタ倫理学、観念
    KP:林誓雄、佐藤岳詩、児玉聡、Hume、Hare、Bentham、Kant

  37. 安彦一恵   一つの論争への誘い ― 「はじめに」に代えて ―

    KT:道徳心理学、論争
    KP:林誓雄、佐藤岳詩、児玉聡

  38. 林誓雄   ヒュームにおける動機づけ問題と道徳性 ― 安彦一恵氏の書評へのリプライ ―

    KT:メタ倫理学、信念-欲求理論、道徳感情、道徳感情論、動機づけの内在主義と外在主義、共感、義務感、自己利益、コンヴェンション、自然的徳と人為的徳
    KP:D. Hume、P. Ardal、E. S. Radcliffe、安彦一恵、佐藤岳詩、児玉聡、久米暁

  39. 佐藤岳詩   R.M.ヘアにおける優越性、動機付けと経験科学 - 安彦一恵氏の書評へのリプライ

    KT:優越性、(動機)内在主義、動機付け、経験科学
    KP:Hare、安彦一恵、林誓雄、児玉聡

  40. 安彦一恵   「自由意志」をめぐって ― 何が問題か? ― 

    KT:自由意志、意志の自由、倫理(道徳)、責任、両立可能性、両立(可能)論、決定論、カオス、ランダム、自己組織性、量子論、スタンス、物理主義、創発主義、計算不可能性
    KP:Kant、大庭健、Libet、Dennett、Kane、Penrose

  41. 安彦一恵   「自由意志論争」の諸論点

    KT:自由意志論争、責任、リバータリアニズム、両立論、非決定論、(硬い)決定論、出来事-因果 vs.行為者-因果、自己、意志(と理性)、理由、創発、量子論、確率性、ランダム性、放射崩壊、コイン・トス、認識論的vs.存在論的、説明論
    KP:Chisholm、Clarke,R.、Davidson、Descartes、Epikouros、Frankfurt、Hume、Kane,R.、Kant、Libet,B.、Lipton,P.、Mele、A.R.、Nagel,T.、O'Connor,T.、Pereboom,D.、Smilansky,S.、Woodward,J.、青山拓央、小林道夫、近藤智彦、茂木健一郎、安彦一恵

  42. 安彦一恵   「環境プラグマティスト」の勘違い ― 神崎宣次『哲學研究』論稿に即して ―

    KT:環境プラグマティズム、環境倫理学の「転回」、非-人間中心主義、内在的価値、応用倫理学、哲学、学問、道徳心理学
    KP:神崎宣次、吉永明弘、B.Norton

  43. 安彦一恵   「延長」とは何か?

    KT:延長、叡智的延長、思惟の延長、幾何学、無限、観念、観念的、知性、悟性、想像力、本有観念、形象(スペキエス)、(図)像的、直観、物体、実在、形而上学、数学、自然学
    KP:デカルト、ライプニッツ、マルブランシュ、トマス・アクィナス、村上勝三、小林道夫、松田毅

  44. はじめに

  45. 中畑正志   小池澄夫の仕事――その足跡をたどるための覚書

  46. 小池澄夫   遺稿メモ「自由意志と決定論」要旨

  47. 安彦一恵   「共感」について ― S.Witasek等の議論に即して ―  

    KT:共感(sympathy,empathy)、心的隔たり、美学主義(審美主義)、想定、仮想感情(fantasy feeling=Scheingefuel)、内容-感情、価値感情、美的快、カタルシス、歴史、劇(ドラマ)、美学主義
    KP:Witasek、Meinong、Smith,B.、Husserl、Bullough、Lipps,T.Hume、大庭健、児玉聡

  48. 安彦一恵   「道徳」と「利益」 ― A・センの功利主義批判論への内在批判的検討を通じて ―

    KT:利益(利害)、厚生(福祉)、福利、幸福、効用、選好、(行為)主体性、功利主義、帰結主義、義務論、包括的帰結、利己主義、利他主義、道徳的利己主義、快・喜び(悦び)、経済学、合理主義、厚生主義、共感、コミットメント、愛、行為主体(行為者)相関性
    KP:A.Sen、Kant、Ross、B.Williams、R.M.Hare、大庭健、若松良樹

  49. 安彦一恵   キェルケゴールに於ける人格性

     KT:人格性、懐疑、思惟、思想、絶望、実存、美的、倫理的、宗教的、罪、単独者、関係、自己、神、反省、情熱、不幸、苦悩、肉中の棘(肉中の刺)、直接性、精神、享楽(享受)、イロニー、間接的伝達、真理、宥和(和解)、世間、イデー(理想・理念)、十字架、世間、闘い・闘争、悲劇/学、知
    KP:Kierkegaard、Paulo、(Augustinus、Hegel)/Heidegger、Levinas

  50. 安彦一恵   「実存哲学」とは何なのか ― レヴィナス等に即して、その「哲学」性を問う ―

    KT:実存、実存哲学、主体性、美学主義(審美主義)、意味志向、前-哲学的(前-理論的)経験、生活世界、形而上学的欲望、不幸(苦脳)、倫理、他者、顔、単独者、秘密、肉中の棘(肉中の刺)、直接性、享受、使用、糧、世間
    KP:Levinas、Kierkegaard、Schuetz、Waldenfels、氣多雅子、西谷啓治、熊野純彦、伊原木大祐

  51. 安彦一恵   三木清「哲学」理念の批判 ― その「基礎経験」への定位に焦点を合わせて ―

    KT:哲学、歴史哲学、歴史的存在論、メタ哲学、イデオロギー、イデオロギー批判、基礎(的)経験、事実としての歴史、生、宗教、実存的、日常的、不安、超越、真実性、関心、性格、存在と当為、美学主義
    KP:三木清、田中久文、湯浅泰雄、内田弘、Habermas

  52. 神崎宣次   安彦一恵先生御退職記念号への前書き

  53. 水谷雅彦   安彦一恵先生御退職記念号に寄せて

  54. 品川哲彦   他者の人間性への尊敬--安彦一恵氏の問いかけに応えて--

  55. 伊藤春樹   両立論論駁--ホッブズの場合--

  56. 小城拓理   歴史教育の可能性 -「公共性」の陶冶を手がかりに-

  57. 佐藤岳詩   手段としての道徳とその内側・外側を巡って-安彦道徳哲学における道徳の正当化

  58. 杉本俊介   安彦一恵先生と Why Be Moral?問題

  59. 安彦一恵   後発近代思想の一典型としての三木哲学[資料版]

  60. 加藤恵介   同一化の問題 -安彦一恵のラクー=ラバルト論によせて-

  61. 安彦一恵   福田恆存の「保守」思想  

    KT:保守主義(理念的保守主義、現実的保守主義)、歴史主義、伝統主義、現実主義、封建性、全体、絶対者、神、近代、キリスト教、二元論、フィクション、演戯、型、偽善、文学、自然、進歩的知識人批判、人間観、倫理、美学主義、京都学派
    KP:福田恆存(福田恒存)、西部邁、中島岳史、浜崎洋介、坂口安吾、丸山眞男、柄谷行人、苅部直

  62. 安彦一恵   リプライ(一)

    KT:リベラル・ナショナリズム、リベラリズム(自由主義)、デモクラシー(民主主義)、共和主義、共同体主義、重合的合意、憲法愛国主義、文化愛国主義、歴史教育、正当化:内的・外的、道徳、同朋、動機、自己利害、公共的理性、暫定協定、ナショナリティ、ネイション・ステイト(国民国家)、エスニシティ、アイデンティティ、“Why be moral?”問題
    KP:小城拓理、加藤恵介、杉本俊介、佐藤岳詩、Miller,D.、Kymlicka,W.、Rawls,J.、Habermas,J.、Schmitt,C.、Scanlon,T.、Walzer,M.、Stocks,J.L.、Hart,H.L.A.、Hare,R.M.、佐伯啓思、黒宮一太

  63. 安彦一恵   ウェーバー「ideellな利害」概念をめぐって  

    KT:観念的(精神的 ideell)な利害、理念(Idee)、世界像、意味、意味づけ、財、神義論(弁神論)、救済、苦しみ、苦悩、品位(Würde、品格、尊厳)、脱呪術化(脱魔術化)、怨恨(Ressentiment)、ユダヤ教、キリスト教、合理化、史的唯物論
    KP:イエス、千葉芳夫、横田理博、山之内靖、吉田浩、Weber、Nietzsche、Simmel、Hintze.O.、Parsons.T.、Cohen.J.、Trevino,A.J 、Wiggins.D.、Marx、Lukacs、Kautsky

  64. 安彦一恵   「自由」に関する一考察 -- 安藤・大屋論争を手掛かりに --

    KT:自由、幸福、安藤-大屋論争、自由主義、功利主義、「自由保存の法則」(「自由の保存則」)、人格、統治、自由の内在的価値、自由という幸福、純粋な消極的自由、freedomとvoluntariness、選択性、リバータリアニズムと決定論、両立論、平等、フィクション、想定可能、潜在的
    KP:安藤馨、大屋雄裕、若松良樹、H.Steiner、Bentham、Kant、S.Olsaretti

  65. 安彦一恵   「哲学」の使い方 -- 大屋雄裕「フィクション」概念に焦点を合せた「「自由」に関する一考察」への補遺 --

    KT:フィクション、哲学(の使用・適用)、法理論、根元的規約主義、私、かけがえのない私、この私、個体性、このもの性、語ること、魂、心、態度、人格、自由な個人、人間(観)、生、実存(的決断)、正義、暴力、コミュニケーション、実践、哲学と思想、政治と文学、カテゴリー・ミステイク
    KP:大屋雄裕、安藤馨、野矢茂樹、永井均、入不二基義、大森荘蔵、山内志郎、井上達夫、Wittgenstein(前期・後期)、Kripke、Kierkegaard、Stirner

  66. 安彦一恵   「思想」(としての)研究ということについて――加藤節ロック研究・拙ヘーゲル研究等を手掛かりに――

    KT:学と生、哲学、学説、思想、実存、関心、思想史、再構成:合理的;歴史的、「神学的パラダイム」、「内面的弁証法」、「精神の弁証法」、研究(方法)、真意、内的思考、思考の表出
    KP:加藤節、安彦一恵、森村進、岡本裕一朗、小城拓理、中野敏男、井上和雄、栗原隆、一ノ瀬正樹、Locke、Hegel、Kierkegaard、M・Weber、Rorty


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1996/08/15 作成

2019/03/31 修正

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