2学期3期制の諸課題への対応

■学習評価についての懸念

最近では二学期制を取り入れる学校も増加してきました。しかしそのことによって、学習評価について以下のような懸念が生じる場合があります。

  • 学期が減るとテストの回数も減少して、生徒が勉強しなくなるのではないか。
  • 成績通知の回数が減ることによって学習改善機能が低下するのではないか。
    特に初めて中学校の学習評価に出会う1年生が動揺すること、また3年生の進路選択の基礎資料が不足することが生じるのではないか。
  • 従来の3年生1、2学期の成績を元に作成していた高校向け個人調査書はどうするのか。

そこで本校では、以下のように対応しています。

■テストの回数は減らさない。

必修教科については、従来の中間・期末テストに相当する時期に、「統一テスト」という名称でテストを実施し、学習意欲を喚起する刺激として回数を減らさないようにしています。
またテストの点数を一覧記入した「統一テスト成績票」は、テストの採点終了後すぐに返却し、学習の成果を確認するとともに弱点の補強に活用できるようにしています。
もちろん、「統一テスト」に加えて、2年生後半~3年生で7回の「実力テスト」を実施しています。

■懇談会の適切な開催

学校生活や学習について、生徒・保護者・教師のコミュニケーションを図るため、懇談会を開催することも大切であると考えています。
二学期制だからといって従来の懇談会を減らすことは避けています。

■3年生の通知時期、懇談会は従来どおりで

卒業後の進路選択に向けて、3年生は担任と進路相談を重ねていく必要があります。
そこで3年生については、二学期制に伴って通知表を渡す回数が減少することは、相談材料の不足につながると本校では判断しました。
そのため3年生の成績処理および通知表の作成については、従来どおりの時期に実施しています。
すなわち3学期制の第1、2、3学期末に相当する、第1期末、第2期末、第3期末の年間3回成績を通知しています。
また懇談会も従来どおりの時期・回数で実施し、家庭と連絡を取りながら適切な進路相談を進められるようにしています。