附属小学校で天然記念物アユモドキ引き渡し式を行いました

アユモドキ贈呈式

 附属小学校では、国の天然記念物アユモドキを環境省からお預かりして、飼育することになりました。その一環として、アユモドキを受け取る式を行いました。

◎日時:平成31年3月4日(月)8:25~8:45 ふしょうっこタイム

◎場所:滋賀大学教育学部附属小学校 体育館

◎内容:天然記念物アユモドキ引き渡し式
  国の天然記念物アユモドキを環境省から附属小学校児童が受け取るための式を行いました。

◎意義:国の天然記念物アユモドキは、琵琶湖・淀川水系と岡山県下の河川にのみ野生分布するドジョウ科の魚です。近年、個体数の減少が著しく、特に琵琶湖・淀川水系においては、京都府亀岡市付近の桂川水系で生息が確認されているのみとなっており、滋賀県では30年近く確認されていません。今回、環境省から40匹の個体を滋賀大学教育学部附属小学校に受け入れ、飼育下の繁殖を目指し、ゆくゆくは琵琶湖のアユモドキ復活に貢献していくという試みです。また、本校児童の学習教材としても活用し、琵琶湖の生態系の豊かさや生物多様性の大切さなどアユモドキを通した環境教育も行っていきます。

◎関係機関:環境省近畿地方整備局、琵琶湖博物館