教職大学院・岸田蘭子特任教授が「My Hometownアジア子ども会合」で全体メッセージ

2024年1月30日

 阪神・淡路大震災から29年を迎えた2024117日に、SEEDS Asia(認定特定非営利活動法人)によって開催された「第3回My Hometownアジア子ども会合」において、本学大学院教育学研究科(教職大学院)の岸田蘭子特任教授が冒頭の挨拶を行いました。
 このイベントは、SEEDS Asiaがアジアの子ども同士で防災とまちについて語り合うオンラインの会合です。今年度で3回目を迎えました。まちの紹介と防災の取り組みを紹介しあい共有することを通じ、①多様な背景の児童同士のコミュニケーション能力を育てること、②参加児童のふるさと愛を促すこと③地球規模で発生している課題を学ぶと共に持続可能な開発目標に関する国際交流の場を確立することを目的として実施されています。今回は、バングラデシュ1校、フィリピン1校、インド1校、ミャンマ―から避難している子ども達が通うタイの学校、そして日本4校の子どもたちが参加しました。
 岸田特任教授はSEEDS Asiaのテクニカルアドバイザー(学校教育)として、「全ての国・まちの子どもたちにとって、様々なリスクにさらされた複雑な社会を生き抜いていくための良いつながりのきっかけになればと思っています。今、私たちは、新たな可能性を見いだす挑戦をしていくことを求められています。国際社会において、平和で安全な世界を作っていくという大きな目標に向かって、皆が相手を尊重しつつ力を合わせていくことはとても大切なことだと思います。お互いのまちのことを知り、相手の暮らしを想像し、命を守るために協力し合えることを考えることは、貴重な機会です。今日だけのことでなく、これからも仲間としてお互いのどの町のことも大切に思って友情が続いていくことを願います。」と発信しました。

詳しくは以下をご覧ください。
https://www.seedsasia.org/whats-new/11411