教職大学院FD研修会を開催

2025年10月17日

 令和7年929日(月)1300分から1500分まで、本学部アクティブラーニング室においてFD研修会を開催し、教職員18名が参加して討議を行いました。
 滋賀大学では、教育内容の実践性向上や院生間の相互交流の促進などといった様々な課題に取り組んでいます。とりわけAIやビッグデータ、IoTといった技術革新が進むSociety5.0時代において、教育現場における人材育成の在り方も大きな転換期を迎えており、こうした社会の急速な変化に対応するためには、教育現場からの声や地域のニーズを的確に捉え、教育人材養成の仕組みを不断に見直していくことが不可欠です。
 そこで、今年度の研修会では、昨年度、修了生や修了生が勤務する学校の管理職、修了生が在籍する自治体を対象に実施したアンケート結果をもとに、滋賀大学教職大学院の今後の在り方を考える場を提供しました。
 研修会では、初めにスピーカーの若松養亮教授から、「修了生・管理職・市町教育委員会へのアンケート調査より」と題した話題提供があり、その後1時間程度にわたりラウンドテーブル形式によるグループディスカッションが行われました。様々な立場で教職大学院に関わる教員が熱心に議論を行い、本学教職大学院の強みを再確認するとともに、今後の課題や展望について、関係教員だけでなく教員全体で考える機会となりました。

若松教授からの話題提供の様子

意見交換の様子