この研究会について

 この研究会は、年に3〜5回のペースで、関西地区に在住・在勤の青年心理学研究者が集まって行っているものです。形式は主として、毎回1人のレポーターに研究の構想や成果を報告していただき、他の参加者とのあいだで相互に質疑・討論をするというものです。1つの研究をじっくりと3時間かけて深めますので、充実したやりとりが行われ、また相互に研究の力量を高めていくことができます。
 開催日は土曜日または日曜日の午後2時から5時までです。会場についてはメニュー内の「参加される方へ」をご参照ください。たいていは神戸市三ノ宮で行っています。
 参加資格は、「大学院生以上の青年心理学研究者」です。具体的には「分散分析」、「因子分析」、「重回帰分析」といった統計用語、「アイデンティティ」、「時間的展望」といった青年心理学の専門用語について、一通りの理解をされている方(大学の学部レベルの授業を履修済みの方)が対象です。このように限っていますのは、議論の内容に一定の水準を確保したいためです。そのような方であれば、年齢や職業等は問いませんので、お気軽に参加の意思をご連絡ください。会費はいまのところ無料です。

 

--- 2023.12.14 付記 -------------------------------------------------------------
 新型コロナウイルス感染症が5類に移行してに研究会も対面で開催するようにしておりますが、インフルエンザなどの、コロナだけでない感染症が猛威を振るっています。したがって終了後の懇親会は、この感染症の流行が収まるまでは、研究会全体としては行わない予定です。ご了承ください。
 対面での研究会は活性化していきたいと考えています。発表のエントリーもお待ちしております。

 

 

★参加をご希望される方は初回のみ、以下まで連絡をお願いします。

世話人:若松養亮(わかまつようすけ)

勤務先:520-0862 滋賀県大津市平津2-5-1 滋賀大学教育学部

TEL/FAX : 077-537-7770

e-mail : wakamatuアットマークedu.shiga-u.ac.jp

※できるだけメールでのご連絡をお願いします。

※「アットマーク」は「@」です。

 

学会との関係

 

 この研究会は、日本青年心理学会 という学会と深い関係があります。この学会も、現代の青年期の心理学を学術的に深め、また研究者相互の交流や情報交換を行うものです。年に1回の研究大会と、年2号の機関誌「青年心理学研究」、年3号のニューズレターの発行が主な活動です。詳しくはこちらの公式サイトを参照してください。

 

 当研究会は、この学会の地区部会的な位置づけもあります。学会の大会だけですと年1回ですが、こちらはそれに加えて年に3〜5回の機会があります。もちろん、学会には加入せず研究会にだけ参加することも十分に可能です。ですが学会にも加入いただきますと、会員とのつながりも密になり、また共通の話題ももつことができます。よろしければ、この学会への入会もご検討ください。

 

 他に会員がよく入会している学会は、「日本心理学会」や「日本発達心理学会」、「日本教育心理学会」、「日本キャリア教育学会」があります。

 

 

発表エントリーを歓迎します

 当研究会で発表いただける方をお待ちしております。上の記事にもありますように、原則として、毎回お一人の方のご報告を、報告時間も含めて3時間かけて検討します。ですが、3時間をお二人でわけて、すなわち「ダブル・ヘッダー」での研究会も、時折行われます。「まだ修士課程だから3時間はちょっと重荷かな」とか、「結果はまだ出ていない、構想段階でしかないから」という方は、まずはその旨も併せて、ご連絡ください。

 さらには、今まで参加されたことのない方、近畿地区以外にお住まいの方のご発表も歓迎いたします。「例会の記録」のページにもありますように、関東地区や中国地区、四国地区からも報告者においでいただいたことがございます。さすがに交通費は出せませんので、何かのついでで近畿においでの際に、あるいは観光を兼ねてという形でおいでになるとよいかと思います。まずはご相談ください。

※画像はイメージです。

更新履歴

2024.2.3  3月10日に行われる対面開催の研究会に向けて、各ページを更新しました。