令和元年7月12日（金）10時30分～12時に、滋賀大学大津サテライトプラザにて、鳴門教育大学大学院准教授大林正史氏をお迎えし、学校経営力開発コースＦＤ学習会を開催し、関係教員3名が参加しました。
学校経営力開発コースでは、現在取り組んでいる現職教員学生向けの演習（実習）の充実に向けて広く専門的知見を得るため、他大学の教職大学院の先生をお招きして、実習開発の詳細を学び交流する機会を設定し、教職大学院教育プログラムの充実を図るため、昨年に引き続き企画したものです。
鳴門教育大学は現職教員大学院生への学校経営上の課題解決（実践開発）力量及び研究力量の育成に優れた取り組みを蓄積されています。大林氏からは、同大学教職大学院における授業科目・実習科目等を通じた実践研究の系統的指導の工夫、実習の事前段階・期中・事後段階における指導（実習校との関係形成を含む）の考え方・手法、教員間連携の実際について、学校づくりマネジメントコース（及びその前身組織）での取り組みを中心にご紹介いただきました。
その後本学河口教授より、滋賀大学教職大学院学校経営力開発コースの実習の体系化への取り組みが報告され、これをもとに、学校マネジメント力量向上への教職大学院実習の設定、指導方法の改善について踏み込んだ意見交換を行うことができました。
