学年教育

1年生

学年目標は「じぶん大すき ともだち大すき がっこう大すき えがおあふれて」です。まずは、入学したての子供たちが、安心して登校し、自分や友達、学校のことが大好きになれるよう、居場所づくりに努めます。1年生に笑顔があふれる姿を目指します。
その上で、結果より過程を大切にし、やったことを認めたり、褒めたりすることを繰り返し行うことで「昨日より少し上達できた」「今日はできなかったけど次もがんばろう」と、自己肯定感を高め、失敗を恐れず挑戦できるようにしていきたいと思います。また、友達と一緒に活動する中で、友達と取り組むよさや楽しさが味わえるよう見守っていきます。1年間どうぞよろしくお願いします。

 

2年生

「手をとりあって」には、仲間と共に学ぶことや他者と協力して過ごすことのよさや価値を自覚し、視野を広げてほしいという願いを込めました。自分の周りを見渡して、困っている子、悲しんでいる子、手助けが必要な子の存在に気づき、自分から手を差し伸べ、励まし合い、「手をとりあう」ことの素晴らしさと、友達がいることの喜びを、一人一人の子供が実感して欲しいと思っています。「自分も大切に」それと同じぐらい「みんなも大切に」してほしいと願いを込めて、副題を「自分も みんなも」にしました。「手をとりあう」中で、できた喜びが、自己肯定感を高め、自分自身を大好きになる子供たちにつながっていきます。

 

3年生

3年生の学年目標は「ひたってつながって想いやって」です。3年生は、人・もの・ことに対して「あれ?なんで?どこが違う?」と比べて考えていける学年です。なので、本物に出合い、比べて考える活動を通して、人・もの・こととつながり、友達と想いやって一つ一つのことに取り組んでいくことを大切にしていきたいと考えています。一緒に子供達と過ごす中で、「探検に行って町の様子を調査したい」「運動会を下学年のお手本となるように一生懸命みんなで創りたい」「○○さんのいいところを見つけたから伝えたい」など、すてきな想いがたくさん見られました。この想いを大切に子供達と一緒に、ひたってつながって想いやって創っていきます。

 

4年生

学年目標に込めた思いは次の3つです。
1つ目は、主体的に学びに向かう姿勢です。昨年度の姿を受け継ぎながら、更に4年生らしく自分なりの方法やアプローチで、主体的に学びに向かい課題解決を模索していく子供を目指したいと思います。
2つ目は、仲間と共に取り組んだり、やり遂げたりすることの良さに気付き、仲間と一緒に様々なことに進んで取り組もうとする姿です。
3つ目は、集団や社会の一員としての自覚をもって、生活する姿です。一年間の様々な活動において、集団の中の自分の役割を考えて活動に参加したり、その役割を進んで、責任をもって果たそうとしたりする姿を目指していきたいと思います。
一年間どうぞよろしくお願いします。

 

5年生

仲間に手を差し伸べたり励ましたりしながら、互いに支え合う経験を糧にして、「自分はこの集団の一員で良かった!」と、一人一人の子供が実感してほしい。そんな願いを込めて、学年経営目標を「ささえあって ~主・心・考~」にいたしました。「主役は105人」「相手の心も自分の心も大切にする」「考えて行動」の、一文字ずつをとって、「主心考」としました。自他を尊重し合い、一人一人が学校をつくる主人公として活躍し、太くしなやかな大樹のように、心豊かに成長できるように支えていきます。「ささえあって」が合言葉になって、学校と家庭が同じ目標を目指して子供の教育を支えていこうという決意も込めました。

 

6年生

第6学年の学年目標は「ON STAGE」です。附属小学校の最高学年というステージで、大いに成長する学年を目指します。
ステージは、成果を発揮する場所です。これまでに学んだことを発揮して、実際に活用できる力へと高めていきます。また、ステージは自分と仲間全員でつくりあげる場所です。意見や得意分野の違いを生かし、よりよいものをつくりあげます。さらに、ステージは誇りと感謝が両立する場所です。憧れのまなざしを受けつつも、感謝の思いを言葉や行動で返し、校歌の「姿うつくし」を体現します。最後に、ステージは自己ベストを更新する場所です。ひたむきな努力や失敗を厭わず、仲間と認め合い、励まし合って粘り強く取んでいきます。