学年教育

1年生

小学校という新たな環境で、元気に楽しく、安心して毎日を過ごせることを第一に考えました。そのために、自分の話をしっかりと聞いてもらったり、肯定的な言葉を掛けてもらったりする経験を積み上げていくことで、自分が大切にされているという実感を持てるようにしたいと思います。

また、友達と一緒に活動することを通して新たな気付きや伝え方を獲得したり、教えてもらう喜びを実感したり、成功体験を共にしたりすることで、集団で学ぶよさを感じながら進んで人と関わっていける姿に繋げていきたいと考えます。

「みんな きらきら」の言葉の通り、子どもたちが毎日瞳をきらきら輝かせながら、新しい出会いや学びに向かっていく姿を目指します。

 

2年生

仲間のピンチや思いに気付き、共感し合い、「いっしょにやろう」と励まし合う経験を糧にして、「できる喜び」を一人一人の子供が実感してほしい。そんな願いを込めて、学年経営目標を「いっしょにやろう」にしました。成長を支える手は、時に教師であり、友達であり、保護者でもあります。つながりの中で、寄り添い合うことを大切にしていこうと「分かり合って」「助け合って」を副題にしました。ご家庭においても「いっしょにやろう」が合い言葉になって、学習や学校生活に子供自身が積極的に関われるように、よさやなってほしい姿を共有することで、学校と家庭が同じ目標を目指して子供の教育を支えていこうという決意も込めました。

 

3年生

3年生の学年目標は、「ひらいてみよう!」です。子どもたちの周りには、新しい世界が広がっています。それらの世界へとつながるドアを自らの力で開き、多くの「人・もの・こと」と関わっていく姿をイメージし、この目標を設定しました。学習では、様々な人々と出会ったり、五感を生かして体験したりして、学びを深めていきます。また、学級で、学年で、自分たちが「○○したい」という思いを持ち、それらを一つずつ実現しながら、毎日を充実したものにできるようにしていきます。下学年をけん引していく役割として、上学年の仲間入りに向けた準備として、この1年間を101人全員で大切にしていきたいと思います。

 

4年生

学年目標は「 ひろげよう ―― 仲間 視野 可能性 ―― 」です。これは,エネルギーにあふれ、力を高めてきた4年生が、一年後高学年としてさらに活躍するために、仲間の輪や仲間との関わり方、物事を捉える視野、自らの可能性を広げるようにしたいという願いに基づいています。
「仲間」については、今まで以上に幅広く友達と協働する中で、魅力を見付け合うようにしていきたいと考えています。「視野」については、発達段階に即して、学習の中で出会ったものを複数の視点で捉えたり、複数の対象を関連付けて思考したりする力を高めたいと考えます。「可能性」については、果敢に挑戦する中で、自分の長所や強みを見付けるようにしたいと願っています。

 

5年生

昨年、2分の1成人式・10歳の集いを迎えた102名一人一人が大切なパズルの1ピースとして、今まで高めてきた自分の力を信じて仲間とつながったパズルをつくっていく中で、様々な「そう!」を輝かせてほしいという願いをこめて、5年生の学年目標を「ジグ そう!FIVE パズル」としました。

子供たち一人一人が全身を使って学びや活動を創造していく輝き、「~やりたい!」から友達と協奏しながら物事を成し遂げていく輝き、学びや活動を繰り返す中で経験の層が積み重なる輝き、様々な出会いに心躍らせて想いやりあふれるつながりを築く輝き、集団の一員として爽やか(誰もが明るく心地よい)な毎日を築いていく輝き…そんな一人一人の輝きが集まった5年生のパズルを子供たちと一緒につくっていきます。

 

6年生

『心豊かで実行力のある子ども』これは、本校の学校教育目標であり、この学校を卒業するときに目指している6年生たちの姿である。本校は、時代は変われどいつでも子供たちの「心」の成長を大切にしてきた。AIが発達し、文明がどんなに進化しても、人は「心」なのである。上学年になって、「想いやり」と「つながり」を目標にこの学校で成長してきた子供たちだからこそ、「想いやり」の心を動かして、それを「勇気」を持って言葉にし、行動にしていく。その行動の結果が「つながり」を生み出し、固い「絆」へと変わっていく。自分と、自分を取り巻く全てに対してRespect(リスペクト)を持って行動できる「すがた美し」6年生を目指していきたい。