学年教育

1年生

第1学年の学年目標は、「みんな(仲間との活動から気付き、出会い、発見していく)」「いっしょうけんめい(役割を果たしたり、奉仕する経験をしたりして、自分にできることを見つける)」「つながりあって(お互いのよさに気づき、自分も周りの人も大切にしていく)」「けじめあるまいにちを(お互いが心地良く過ごすための環境を、自分たちでつくっていく)」「たのしくすごそう(体験的活動を楽しみ、そこからの気付き・出会い・発見を基にして意欲的に学んでいく)」という5つのキーワードの頭文字を取り、「み・い・つ・け・た!!!」としました。子供たちの「気付き・出会い・発見」を、日々の学びにつなげていきたいと思います。

 

2年生

2年生の学年目標は「つながって」です。
学習面では,知識や経験,情報を結びつけて考えることを大切にします。例えば「去年,アサガオを育てたときは,こうだったよ」「『3のだん』も,『2のだん』と同じで……」というように,今までに学んだことと新しく学んだことが「つながって」いくことを目指します。
生活面では,仲間や異学年の友達との交流を通して学ぶことを大切にします。「係活動を友達といっしょにがんばったら,作りたい物がたくさんできた」「みんなで説明の仕方を考えたから,1年生にわかりやすい説明ができた」というように,いろいろな人と「つながって」活動するよさや楽しさを感じながら,協力し合う姿を目指します。

 

3年生

中学年に仲間入りした3年生は、学習・生活・学校行事の中で、友達と遊び、学び、高め合う中で、今まで気付かなかった「つながり」を見付けていきます。そんな子ども達の心を虹のように豊かにすることのできる一年にしたいと思います。学習では理科や社会科が始まり、自然や社会に目を向けていく発達段階です。「自分」と身の回りの事象に対して「つながり」と「想いやり」の気持ちを持ち、自分に「できること」を増やすために、苦手なことにも向かっていく強さを育みたいと思います。

 

4年生

今年度4年生の学年目標を「思いやりあふれて」としました。誰もが持っている「思いやり」の心。それが,言葉や行動のように見える形としてあふれていくようにという気持ちを込めました。

子どもたちは,学習や生活はもちろん,自然体験学習や宿泊体験,特別支援学校との交流などの行事における様々な場面で,「やってみよう」と前向きに人や物事とつながっていきます。その中で,友だちと学び合い,学んだことを振り返りながら,その奥にある人の気持ちに気付けるような子どもたちの姿の実現を目指します。そして,思いやりあふれて,一人一人が自分らしさを発揮して輝き,上学年としての自覚や自信を高めながら,高学年に向けて成長していけるように支えていきます。

一年間よろしくお願いします。

 

5年生

今年度の合言葉「わたしたちが学校をつくる」のもと,5年生が大切にしたいのは「つなぐ」ことです。

「人をつなぐ」では,決して他人事にせず,仲間を思いやり,困っている人に進んで声を掛ける姿を大切にします。

「思いをつなぐ」では,準最高学年としての役割や責任を自覚し,よりよい学校をつくるために進んで働くことや,規範意識を持って下の学年の手本となることを目指します。

「学びをつなぐ」では,目の前の課題と既習の学びをつないだり,友達の考えと自分の考えをつないだりして,主体的によりよい解決方法を探ろうとする姿を目指します。

これら3つの「つなぐ」を軸に,一人一人が輝く毎日をつくっていきたいと思います。

 

6年生

新たな創造によって次々と変化していく社会。そんな時代に附属小学校を支えていく存在となる6年生一人一人が,“学校の顔”として,たくましく,自ら創造していく“今”が輝くよう,学年目標を『ピース』としました。

ピースを英語で表す時,『piece』と『peace』の2つの言葉が出てきます。『piece』には,パズルの1つ1つのピースのように,個々の持ち味を生かしたつながりを大切にしていきたいという思いをこめています。もう1つの『peace』には,調和という意味をこめています。仲間から学級や学年の集団,そして学校全体へと心と心のつながりを広げながら前進してほしいと願っています。

私たちが創りだすmovement(やってみたい!を実現していくための躍動感あふれる挑戦)と,私たちが奏でるharmony(互いの持ち味や頑張りを言葉や態度で認め合う,温かいつながり)を合言葉に,子供たちと一緒に一人一人の今を輝かせていきます。