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登録者:高等部教員 | 2018/08/04(0票)

 

 

 

 

 

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登録者:高等部教員 | 2018/07/11(0票)

 

 

 

 

 

高等部理科

高等部理科では、チョウチョやカイコの幼虫を育てることを通して、昆虫(生命分野)の生態について学んでいます。

 その授業の中で、カイコの専門家の先生を招聘して学ぶ機会を持ちました。お越しいただいた先生は、
現在、衣笠繊維研究所の理事で京都工芸繊維大学名誉教授、農学博士の 古澤壽治 先生です。
 教育学部 森太郎准教授との共同研究の中で、今回の古澤壽治先生の授業は実現しました。
また、この授業は教育学部の学部プロジェクト研究に採択され、助成を受けた研究として、教育学部環境教育講座及び、特別支援教育講座と連携して実施しています。
特別支援学校では教育学部の研究の実践の場としてこれからも大学(教育学部)と連携してまいります。

 カイコの脱皮や完全変態の様子、産業動物として利用され品種改良されてきた歴史など、貴重な映像や画像等資料を基に、大変詳しく教えていただきました。参加した生徒からは、「大変楽しかった」「カイコの繭の糸が1500mもあることにびっくりした」「糸から楽器の弦が作られていることを初めて知った」「生き物を大切にしようと思った」などの感想が聞かれました。
以下は授業の様子です。
 

以下に、学部プロジェクト研究に採択された、研究の目的と概要を記します。
<研究の目的と概要>
 学校で行われる継続的な動物飼育活動では、1)責任感や使命感、生命尊重などの道徳的な効果、2)動物固有の性質や習性などを学ぶ科学的な効果、3)産業動物の場合、生き物から恩恵を受けることを学ぶ環境教育的な効果などが期待されている。近年では、特別支援教育においても動物飼育活動が注目されている。しかしながら、特別支援学校を含めた学校現場では、哺乳類や鳥類などの動物の飼育は激減している。その原因として、鳥インフルエンザなどの感染症、アレルギー、飼育環境の整備、休暇中の世話などが考えられる。本研究では、動物飼育における上述の効果および問題点を考慮し、蚕の飼育に着目した。蚕は、4500年以上前から産業動物として飼育されており、1.5ヶ月程度のライフサイクルにおいて変化が大きく、子どもたちが気付きやすい動物である。また、品種改良により家畜化されているため、唯一の餌となる桑を与える、飼育環境を整備するなど人のお世話なしには生きられない。さらに、学校での飼育では、大きな設備は必要なく、感染症やアレルギーのリスクも少ない。このような特徴を持つ蚕の飼育は、小学校(生活科、理科、総合的な学習の時間)や中学校(理科)で実践研究が行われ、教材としての有効性が検討されている。さらに昨年度、中学校技術科においても実践研究を行っている。特別支援学校においても、蚕は教材として有用であると考えられるが、教材を生かす授業づくりや教材としての有用性の検討は行われていない。そこで、本研究では附属特別支援学校の小学部(生活単元学習)および高等部(理科)において、蚕を教材とした授業を考案・実践・評価し、特別支援教育における蚕の教材としての有効性を検討する。

高等部理科においては、特に
・昆虫の完全変態について知り、生命の共通性と多様性について学ぶこと
・命の大切さを感じ、生き物を大切に育てようとする気持ちを持つこと
・豊かな感情を育むこと
などをねらいとして取り組んでいます。

(授業日:2020.09.23)