修了生
令和7年度教育実践力開発コース修了生
大津市立日吉中学校 教諭(数学科)苗代 峻平
教職大学院での学びを通して、これまでの実践を見つめ直し、その意味や価値を改めて問い直す機会となりました。理論と実践を往還する授業の中で、自身の経験を振り返りながら言葉にし、他者の実践と結び付けることで理解が深まりました。また、生徒指導や特別支援教育、教育心理学、学校経営といった多面的な学びを通して、日々の実践を根拠に基づいて捉え直す視点を得るに至りました。特に教育データサイエンスの学びは、教育実践を客観的に捉え、根拠に基づいて考え、よりよい意思決定へとつなげていく視座を与えてくれました。さらに、学会発表や論文執筆に取り組む中で、自らの実践を振り返り、その成果と課題を明らかにする重要性を実感しました。先生方のご指導や院生同士の対話を通して得た学びを、今後は学校現場に還元していきたいと考えています。今後も実践と研究の往還を意識しながら教育の質の向上に努めてまいります。
令和7年度ダイバーシティ教育力開発コース修了生
滋賀県立三雲養護学校 教諭 柴原 茉央
大学院での時間は、自分にとってとても大切なモラトリアムの期間でした。社会に出る前にじっくりと学び、自分の興味や課題と向き合えたことで、これからの進む道を見つめ直すことができました。
ダイバーシティ教育力開発コースの実習では、日本語初期指導教室や不登校特例校、障害児支援施設など、幅広いフィールドの現場に触れ、多くを学ぶことができました。立場によって子どもの見方がこうも変わるのかと、驚きとともに新たな発見があり、この経験は今後の教員生活においても大いに役立つと感じています。
授業では、現職の先生や学卒生との話し合いを通して、自分の考えを深めることができました。
そうした経験の一つひとつが自分を成長させてくれたと実感しています。
また、先生方や仲間との出会いにも恵まれ、安心して挑戦できる環境があったことに感謝しています。
この経験を糧に、これからは社会の中で自分らしく、子どもたちの道を共に見つけていける教員になれるよう歩んでいきたいと思います。
令和3年度学校経営力開発コース修了生
大津市立日吉中学校 教諭(体育科) 沖本 由佳里
2020年4月、息子の小学校入学と同時に母親である私も滋賀大学教職大学院へと入学することとなりました。2020年といえば、オリンピックが日本で開催…という年でした。しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大によりその開催さえも延期を余儀なくされる状況でした。大学では、初めてのオンライン授業に着手してくださり、私たちの学びを確保してくださいました。「今年度の学生にも昨年度までの修了生と同等、もしくはそれ以上の学びを確保しなくては…」という思いを述べてくださった先生の言葉により、私たちもそれに応えなければ…という思いになりました。オンラインにおいても、小グループに分かれての話し合い活動、動画視聴、課題の提出等、様々なことが可能であると体感することができました。後期には対面での授業となり、改めて対面での学びの重要性も実感することができました。Society 5.0といわれるこの時代に、教職大学院で他校種・異年齢の先生方と学びを深められたことは、私にとって大きな力となりました。またコロナ禍での学びの補償という課題があったからこそ、私たちは持てる力を最大限に使って対応し学びの幅を広げ、その質を高めていくことができたように思います。
今後は、子どもたちの生きる力の育成に向け、滋賀大学での学びをさらに発展させていきたいと思います。
令和3年度教育実践力開発コース修了生
滋賀大学教育学部附属中学校 教諭(社会科) 廣田 真由子
教職大学院での様々な出会いや経験は,私の教員生活にとってかけがえのないものとなっています。同校種の先生方とはより深い視点で,普段あまり交流の無かった異校種の先生方や学卒院生とはより広く多角的な視点で,「子供の成長」を軸にして教育について考えることができました。これまで,目の前の子供たちのために無我夢中で取り組んできた自身の教育の在り方について振り返り,広い視野と理論的側面をもって見直すきっかけとなりました。
大学院で学んだ知識を,これからどのような実践に繋げれば学校がより良い方向へと進んでいくのか,2年間試行錯誤を重ね,ミドルリーダーとして学校で果たすべき役割を自覚できました。また,ワークショップ形式の学習や海外研修などを通じて,滋賀の教育の良さや課題点について実感を伴いながら学べたことも,私にとっては大きな収穫です。
この2年間で,全ての学びが完結したわけではありません。私自身,まだまだ教育について悩むことも多く,力不足を感じることがありますが,時代の変化や今の自分の足りないものを俯瞰的に見て,常に学び続ける姿勢を大切にしていきたいと思います。
令和元年度教育実践力開発コース修了生
長浜市立西中学校 教諭(社会科) 吉川 健太
私にとって、教職大学院での2年間は教師生活を送る上で欠かせない期間だったと感じています。大学院の先生方、現職の先生方、同じ志を持つストレートマスター。皆さんとの出会いと学びはかけがえのない財産となりました。現場に出る前に多くの経験を積めたこと、現職の先生方の近くで学べたことは本当に良かったです。
実際に教師となり、教職大学院での経験すべてが現場で通用するかといえばそうではありません。環境や人も変わるので当然だと思います。しかし、教職大学院での経験があったからこそ、こうして毎日を乗り越えられているのだと思います。少し落ち込むようなことがあった時にも、「今自分がこうしてもがいている中、仲間も同じように懸命にもがいているはずだ。頑張ろう。」と仲間の存在が自分を奮い立たせてくれました。
現在私は1年生の担任をしています。学級経営や授業など試行錯誤の繰り返しですが、「生徒と一緒に楽しむ」ことを大切にして、新鮮で濃い日々を送っています。これからも元気に学校や生徒のために頑張っていきたいです。

