研究のあゆみ

研究活動

国立大学法人によって設置されている全国の附属幼稚園は通常の保育実践のほかに、教育実習と保育の実践につながる研究推進が大きな使命となっています。
本園も昭和30年代から絶え間なく以下のような研究を推進してきました。
以下は、過去2冊の研究書です。
『遊びの中の「学びの過程」』(明治図書、2000年)と『学びをつなぐ』(明治図書、2004年)

これまでの研究主題

昭和32年 幼稚園における指導計画
昭和33年 発達の特性にもとづく幼児の指導
昭和34年 子どもの心性にふれる生活指導
昭和35年 幼児の生活に見られる社会性の芽生えをどのように指導すればよいか。
昭和36年 話したり聞いたりする活動を通して、幼児の言語生活を充実するには、どのように指導すればよいか。
昭和37~38年 科学性の芽生えを豊かに育てる自然の指導
昭和39年 情操の芽生えを豊かに育てる遊びの指導
昭和40年 新しい指導計画の展開 5歳
昭和41年 新しい指導計画の展開 4歳
昭和42〜43年 望ましい幼児の経験や活動とその指導-体育的道具を中心として-
昭和44年 望ましい幼児の経験や活動とその指導-鬼遊びを中心として-
昭和45〜46年 望ましい幼児の経験や活動とその指導-劇的な活動を中心として-
昭和47〜48年 望ましい幼児の経験や活動とその指導-自然を中心として-
昭和49年 三年保育年少(3歳)の保育内容検討
昭和50〜51年 遊びの深まりをめざす仲間作り(自由遊びにおける子どもの遊びの実態分析)
昭和52〜54年 遊びの深まりをめざす保育の展開 教育課程の改訂
昭和55〜57年 よろこんで絵を描く子どもを育てる教育課程の改善と指導方法の開発
昭和57〜58年 継続視聴を通して豊かな感性を持ち、友達と意欲的に活動する子どもをめざして
昭和58〜59年 遊べる力を育てる保育の改造
昭和60年 「遊びを深める仲間づくり」図書出版
昭和61年 遊びの深まりと仲間づくり-保育改造の新しい実践-
昭和62年〜平成元年 3、4、5歳の発達をふまえ、幼児が主体的に活動する教育課程の研究・開発-身近な自然環境から-
平成2〜4年 3、4、5歳の発達をふまえ、幼児が主体的に活動する教育課程の研究開発-音・音楽との関わりから子どもの思いをとらえて-
平成5〜7年 幼児が主体的に生活する幼稚園を目指して
平成8年 学ぶ楽しさのある幼稚園を目指して(1年次)-幼児にとっての学びとは何か-
平成9年 学ぶ楽しさのある幼稚園を目指して(2年次)-子どもにとっての学びをより豊かにするための環境構成を考える-
平成10年 学ぶ楽しさのある幼稚園を目指して(3年次)-学びがより豊かになるための「環境」を確かめる-
平成11年 学ぶ楽しさのある幼稚園を目指して(4年次)-発達特性の見通しと教育課程-『遊びの中の学びの過程』(明治図書刊)出版
平成12年 附属4校園文部科学省研究開発指定 今を生きる教育の充実と創造(1年次)-「学びの過程」を支えるための どうぐ-
平成13年 附属4校園文部科学省研究開発指定 今を生きる教育の充実と創造(2年次)
平成14年 附属4校園文部科学省研究開発指定 今を生きる教育の充実と創造(3年次)
平成15年 生きることが楽しい子どもをめざして-表す、考える、伝え合う、生き方や生活をつくる-
平成16年 生きることが楽しい子どもをめざして-行き交う営みから学びをつなぐ-『学びをつなぐ』(明治図書刊)出版
平成17年 「学びの過程」を深める羅生門的アプローチ
平成18年 自己制御のできる子をめざして
平成19〜21年 もの・人・自分に向き合いながら自分と相手との関係性を創り出す子どもをめざして-教育的価値を高める環境を求めて-
平成22年 もの・人・自分に向き合いながら自分と相手との関係性を創り出す子どもをめざして-協同性の育ちから-
平成23年 もの・人・自分に向き合いながら自分と相手との関係性を創り出す子どもをめざして-協同性の育ちから-
平成23~26年 わくわくの創造-自らのりだし、人とゆきかう子どもを育てる-
平成27年 わくわくの創造-モノと向き合うことを基盤として-
平成28年 わくわくの創造-遊びから生まれる表現活動-
平成29年 わくわくの創造-3歳児からの学びをつなぐ教育課程-
平成30年 わくわくの創造-幼児期から児童期への円滑な接続を図る指導の工夫-
平成31年 わくわくの創造-遊びを通して子供を見つめる―
令和  2年~3年 共に育つくらしの中で~子供のステキを見つめる保育~
令和4年 “いま”を生きるדこれから”を生きぬく力を育む保育 ~多様なステキと向かい合う子供たち~