学校教育を支える諸活動

(1)PTA活動 -「幅広く、地道な活動を」 -

本校PTAは、以下の3点を目的とし、子どもの幸せにつながる取り組みを目指して結成、運営されています。

  • 会員の自主的な研修を図る。(研修活動)
  • 会員相互の親睦を深める。(親睦活動)
  • 学校と家庭と地域との密接な連携のもとに身近な生活環境を整える。(啓発活動)

本校PTAは、〔広報部〕〔文化・保体部〕〔進路対策部〕の三つの専門部を中心にそれぞれの事業をすすめています。
また、上記の小・中・高たてわりで組織される専門部とは別に、各学部単位でのPTA活動も取り組まれています。その内容は親睦会を中心にしつつ、先輩父母の体験談を聞く会など創意工夫しながら多様な取り組みが進められ、好評を得ています。
本校PTAは、地域の子ども会や自治会、学区の組織などとも連携を図っているほか、県組織や近畿・全国レベルでの各PTA諸団体とも交流と連携を図っています。
このようにして、全国に目を向けつつ、地域に根ざしたPTA活動にしていくことが特別支援教育を広くみんなのものにしていくことになると考えています。

(2)同窓会活動「びわの会」-生涯にわたる援助を-

本会は、「滋賀県手をつなぐ育成会」の学校組織として昭和47年に発足しました。当時はまだ養護学校になっていませんでしたが、親たちがともに手をつなぎ、子どもたちのために様々な活動を展開してきました。
そして平成9年度より、附属特別支援学校単独の卒業生支援の会-同窓会「びわの会」-として新たな発足をしました。名称は変わってもその精神・目的は

  • 障がいのある子どもたちを、生涯にわたって援助すること。
  • 地域や社会と結び、障がい者理解を深め、障がい者の愛護と育成をめざすこと。

で、「親の会」発足当時そのままの流れを受け継いでいます。
障がいのある子どもたちの社会自立を考える時、卒業した後もきめ細かい援助や地域の人々の支えが必要です。