教育学部主催シンポジウム「子どものこころの支援と教育―子どもたちのこころの種が花ひらく支援をめぐって―」が開催されました

2024年3月29日

 大津キャンパスにおいて、323日(土)に、教育学部主催、滋賀大学発ベンチャーイヴケア共催、滋賀県教育委員会・滋賀県臨床心理士会・滋賀県公認心理士会後援のシンポジウム「子どものこころの支援と教育―子どもたちのこころの種が花ひらく支援をめぐって―」が開催されました。シンポジウムは対面形式にて実施され、心理関係者、教育関係者、福祉関係者、学生など多職種にわたる50名が参加しました。
 まず倉光修氏(放送大学特任教授・東京大学名誉教授)による「子どものこころとプレイセラピー」と題する基調講演のあと、滋賀県における子どもたちの現状とこころの支援について、教育者の立場より永元良典氏(滋賀県教育委員会)、心理士の立場より安藤りか氏(滋賀県教育委員会)の話題提供があり、ディスカッションで子どもたちのこころの支援について議論を深めました。また、イヴケアが開設した心のケアルームの紹介もなされました。
 参加者からは「倉光先生の講演がプレイセラピーのようで興味深かった」、「心の奥にあるあたたかなものを思い出させてもらえて有難かった」、「ディスカッションでそれぞれの立場の思いを語っていただき、今の職場と立場で出来る支援を改めて考えることができて有意義な時間だった」、「参加してよかった、これからもこういう時間を作ってほしい」といった肯定的な感想が寄せられ、大変有意義なシンポジウムとなりました。

芦谷教授による開幕

久保副研究科長の挨拶

倉光氏による基調講演

永元氏による話題提供

安藤氏による話題提供

全体ディスカッション

徳田学部長の挨拶