学部長メッセージ

渡部学部長

滋賀大学教育学部のルーツは、1875年に設立された滋賀県師範学校に遡ります。この長い歴史の中で多くの卒業生が教職に就き、子どもたちの教育を通じて地域・社会の発展に貢献してきました。近年は「学校の先生は苦労が多くて大変」との声も聞かれますが、教職は本来、崇高で喜びにあふれた仕事です。毎日の地道な指導を積み重ねて子どもたちの育ちをしっかりと支えながら、その中で教員自身も成長を続けていくのです。滋賀大学教育学部は、教員を目指す多くの仲間との切磋琢磨と優れた教員養成カリキュラムを通して、教職の魅力を深く理解する学生を育てています。

さらに、これからの教員には現代的教育課題への対応も求められます。そこで本学部では、初等英語の授業をいち早くカリキュラムに組み込んだり、アクティブ・ラーニングを積極的に導入するなど、学校現場で役立つ実践力を高めることに力を入れてきました。また、滋賀県の教員としてびわ湖の魅力を知り、高い環境意識を持ってもらいたいと願って、大学所有の調査艇でびわ湖の環境について学ぶ体験学習を、新入生全員に課しています。加えて、地域の学校や教育委員会などと密に連携し、地域全体で学生を育てて頂く仕組みも整っています。滋賀大学教育学部は、教員になるための魅力に富む学部です。

その成果は、教員就職実績にはっきりと現れました。平成22年から27年までの6年間の平均において、全国44の教員養成系国立大学・学部の中で、滋賀大学教育学部は教員就職率第4位を達成しました。しかも上位3校は単科の教育大学でしたので、総合大学の教育学部の中ではNo.1でした。教員採用試験に合格した者の割合でも、全国第5位という優秀な成績です。こうした実績を踏まえて、平成29年4月に滋賀大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻(教職大学院)を設置しました。そこに滋賀県から派遣された小中学校教員12名を受け入れて、地域や学校において指導的役割を果たすスクールリーダーの養成を進めています。

滋賀大学教育学部は「教員就職率総合大学No.1」の名に恥じぬよう、これからも地域・社会に貢献できる教員をしっかりと育てていきます。子どもたちと歩みながら日本の明日を創っていく教師という魅力あふれる仕事を、あなたも滋賀大学教育学部で目指しませんか。