就職支援

総力支援

教員養成を責務とする本学部にとって、就職支援は最優先の課題です。ここ数年間、支援体制の構築、支援事業の拡充整備に努めてきました。下は、教員採用試験直前の半年間に実施される支援事業の流れです。学部OBによる「教職実践論」を軸に展開します。

教員養成研修

学部教員による対策指導、OBとの意見交換・激励などを行うものです。目標に向け、一気に気持ちが高まります。

教職実践論I

滋賀県の教育界で指導的な地位にあったOBや教育関係者による、教育法規・指導要領・論文対策で、正課として単位認定されます。

春季教職セミナー

教職教養・一般教養など、全分野にわたって開講します。完全無料で、学部教員が総力で直接指導にあたる、全国でもまず例のない取り組みです。

直前模擬集団討論

教採1次の1週間前に本番形式で実施します。1点だけ本番と違う工夫があり、それが「上がり」を解消する絶大な効果を上げています。

教職実践論II

経験豊富な本学部OBによる熱血指導。小論文・集団討論・模擬授業・面接・特活実技など、12回全25時間、2次試験の直前まで行われます。

春季教職セミナー

春休みに開講、教員養成課程のほぼ全学生が受講します。下はその時間割の一例です。

1限 2限 3限 4限 5限
1日目 教育問題 教育内容論 教育原理 教育法規
2日目 地理 歴史 地学
3日目 公民
4日目 物理 生物
5日目 化学 化学 地学
6日目 国語長文読解と文学史 算数 家庭
7日目 国文法と漢字
8日目 英語 音楽 美術 保健体育
9日目 教育心理・発達心理
10日目 幼稚園専門
11日目 障害児専門

学生進路ファイル(滋賀大学キャンパス教育支援システム-SUCCESS)

入学直後から卒業時まで、面談やアンケート、オンライン調査をとおして学生の進路意識や就職状況を精査し、指導教員や就職委員会が個々の学生の状況を把握して、適切な助言や情報を与えます。また、学生自身がさまざまな進路・就職情報を総合データベースから引き出すこともできます。4年間にわたって学生をサポートしていく、インタラクティブなシステムです。