2026年7月28日
滋賀大学では、平成18年度特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)に選定された「びわ湖から学ぶ環境マインド」を契機として、「湖上体験学習」を実施してきました。コロナ禍による中断を挟みながらも、2006年の開始以来、20年にわたり継続して実施しています。
この「湖上体験学習」では、調査艇「清流Ⅲ」による琵琶湖の観測と、観測によって得られたデータの解析を行っています。
本年度は、「環境教育概論」を受講する1回生236名を対象に、5月から7月にかけて15回の体験学習を実施しました。各回には、教育学部の学生2名と教員1名がスタッフとして参加しました。
受講生の多くは、水深の浅い琵琶湖南湖と水深の深い琵琶湖北湖の特徴について、科学的なデータと実体験を通して理解を深めることができたようです。15回の実施の中には、気温が30℃を超える日もありましたが、受講生は集中して活動に取り組み、北湖の深層水の冷たさに驚く様子も見られました。
この体験を通して、一人でも多くの学生が科学的データの重要性や実体験の持つ教育的価値を実感し、琵琶湖を学びの入り口として、それぞれの地域の魅力を生かした教育活動を展開できる学校教員へと成長することを期待しています。

調査艇「清流Ⅲ」
