現職教員から1回生が話を聞きました

 715日に教育学部において、本学の卒業生で、経験3~4年目の現職教員の方から、1回生が教職についての講演を聞く場が設けられました。これは、必修の教養科目「キャリアデザイン論」の一環で、ここ6年にわたって毎年、海の日の授業日に開かれているものです。

 今回は東近江市の認定こども園教諭の方、草津市の小学校教諭の方、長浜市の中学校教諭の方においでいただき、20分ほどずつの時間でしたが、日頃の仕事の内容や悩んだこと、やりがいを感じた出来事、大学時代にやっておけばよかったと思うことなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。終了後の感想を読むと、「仕事はすごくたいへんだが、他の職業にない感動や楽しさ、うれしさが感じられた」、「子どもが好きという熱意に突き動かされて、全力で子どもたちと一緒に学び、悩み、考えて育っていく教師の姿に、自分もそうなりたいなあと思った」、「大学生の間に、多くの経験も失敗も積み重ねていきたいと思う。」など、気持ちを新たにする良い機会となりました。大学の講義では、教師の仕事の大変な側面に気づかされる局面が多かった1回生ですが、先生方の生の声、リアルな体験談を聴いて、どんなやりがいが得られるか、なぜそこまで頑張れるかを掴んだ人も多かったようでした。(文責:若松養亮)