7月1日に教育学部において、1回生が4回生と懇談する会が開かれました。これは、9月から分かれて所属する専攻・専修や、卒業に必要な教員免許と併せて取得する「副免許」の教科はどのようなものかを知ってもらううえで参考にしてもらおうと開かれたもので、今年で6回目になります。参加した4回生たちもそれぞれの専攻の代表的な役割であるだけに、後輩たちの役に立ちたいと張り切ってくれました。
4回生は教員採用試験を目前に控えた時期でしたが、全専攻・専修から1~4名の参加があり、計33名の協力のもとに開かれました。16のブースに分かれて待つ4回生を1回生が希望に応じて訪問し、それぞれ20分のやりとりを2セッション行いました。今年は、大きな部屋で4~6つのブースをつくっていたこれまでの反省を生かして、専攻を細かく教室ごとに分けて行ったことは、概ね好評でした。
1回生の事後アンケートでも、親身になってわかりやすく話してくれた、教員だけからの説明の会よりも、学生の立場から感じることがわかったなど、好意的な感想が数多く寄せられました。協力してくださった4回生からも、学生生活を振り返る良い機会になった、経験のない人にことの重要さを教えることの難しさが感じられたなどの意義深い感想が寄せられました。(文責・若松養亮)