滋賀大学教育学部連続講座(高大連携事業)第4回と閉講式を実施しました

12月10日(土)教育学部において、県内の高校生(受講者90名)を対象とした連続講座「滋賀大学教育学部で何を学ぶか ―どんなことができるの?どんなことをしているの?―」第
4回を開催しました。

本連続講座は、滋賀県教育委員会と本学教育学部との高大連携事業として8月から12月まで(10月を除く。)月一回のペースで4回にわたって開催するもので、今回は安藤哲郎先生(専門:人文地理学)が「地理学から歴史を考える」と題して講義を実施しました。

講義では、古代の宮都が置かれたこともある近江についての歴史地理的な話題が提供された後、滋賀や京都の名所についてカードで遊びながら学んだり、滋賀県全体を貼り合わせた5万分1地形図の上にそのカードを置いたりするなど、古くから京都とのつながりが強かった近江・滋賀について具体的に理解する活動を行いました。さらに、院政期の説話の舞台の考察から理解された平安時代の京都についての講義が行われました。

講座終了後、閉講式が行われ受講生に修了証書が手渡され、その後生協にて、高大連携の担当教員が参加し懇親会を行いました。

講義をする安藤先生

滋賀や京都の名所をカードで学ぶ

滋賀県全体の地形図にカードを置いてみる