「せいかつ・そうごう研究会」を開催しました

                                           2021年3月2日

 2021年2⽉27⽇(⼟)13:00~16:30、 オンラインにおいて、滋賀県の⽣活科・総合的学習の時間の充実に向けた「せいかつ・そうごう研究会」を開催しました。本研究会には、本学、他大学の教員、滋賀県や他府県の現職教員、本学学生・大学院生など約40名が参加されました。

 位田隆一学長のご挨拶に引き続き、滋賀県における⽣活科・総合的な学習の時間の実践・研究について、以下の4件の発表が⾏われました。

滋賀大学教育学部 4回生  安井 那津美 氏
  『動植物の飼育栽培が一体化した生活科学習プログラムの開発』

守山市立河西小学校 教諭  堀 道雄 先生
  『河西小4年生「みんなで達成しよう!2030SDGs」の取組み』

大津市立葛川少年自然の家 所長  奥田 孝志 先生
  『活動プログラムの実践事例とカリキュラムマネジメント』

滋賀大学教育学部 4回生  太田 龍之介 氏
  『スタートカリキュラムに取り組む教員の見取りと手立て ―複数の教員への聴き取り調査と事例分析を通して―』

 4件の実践発表後、愛知教育⼤学⽣活科教育講座の加納誠司教授によるご講演『子どもも先生もがんばった!コロナ禍の生活科・総合的学習の1年を振り返る!! ~個別最適化な学びとSTEAM教育の可能性を探る~』が⾏われました。コロナ禍での実践を例⽰しながら、これからの⽣活科・総合的な学習の時間で求められることについて述べられるとともに、本研究会で発表された4件の実践について、理論と実践を結びつける解説を頂きました。

 最後に、神直人教育学部長のご挨拶により閉会しましたが、滋賀県内の実践発表やご講演に関して、参加者からは多くの質問や意⾒が出され、今後の⽣活科・総合的な学習の時間の在り⽅について活発な議論が⾏われ、有意義な研究会となりました。