村田透准教授が第18回『美術教育学』賞を受賞しました

                                          2021年5月11日

 本学教育学部 村田透准教授が美術科教育学会の学会誌『美術教育学』へ投稿された研究論文が、第18回『美術教育学』賞に選ばれました。

 美術科教育学会は、美術教育に関する研究協議を行い、美術教育の学術振興に資することを目的とした日本を代表する美術教育の学会の一つです。美術科教育学会が設ける『美術教育学』賞は、美術科教育学会の将来を拓くことが期待される清新で可能性に満ちた研究成果を称揚し、美術教育学研究の発展に寄与することを目的としており、前年度の学会誌 『美術教育学』掲載論文の内、45歳以下の執筆者の論文を選考対象としています。

受賞論文:「「造形遊び」における子どもの探究について―矛盾の構築と表現世界の形成過程との関係性―」(『美術教育学』第41号掲載論文)

 この論文は、村田透准教授が代表を務める科学研究費助成金(基盤研究C)における研究の一環であり、共同研究者である滋賀大学教育学部附属幼稚園の保育場面(石鹸クリームづくり)を取り上げています。