滋賀大学教育学部で知財創造教育を4回生授業の教職実践演習で行いました。2021年11月18日

                                            2021年11月25日

内閣府の知的財産戦略本部が発行する「知的財産推進計画2021」には「教育学部生を含む全ての大学生に、知財に関する教育を受けられる機会を提供するため、「知財教育」導入」や「教員が知財についての知識を身に付けるための講習・セミナー等へ知財創造教育の導入を推進する」とされています。3年目となりますが、本学の4年次学生の必修科目「教職実践演習」での1コマ90分の知財創造教育の授業を実施しました。卒業後多くの学生が教員になる教育学部での知財創造教育は、知財教育や知財創造教育の受け手ではなく、教員として実践できることを想定しています。内容として知財事務局の恒成正晴主査からのビデオメッセージによる導入、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの平川彰吾研究員による知財創造教育ガイダンス、附属小学校の山際真知子教諭による実践報告を行っていただきました。学習の定着のための指導計画案作成を課題としています。社会を豊かにしている知財やそのアイデアなどを知り感動もすることで尊重する態度を醸成し、様々な課題の発見と解決策の考案などを創造できる力、誰かの役に立つことを仲間との協働で作り上げ他者のアイデアを尊重することも必要だと学びました。学習指導要領で求められる資質・能力を育成するための手立ても学びました。創造の価値づけや尊重を大切にして、次世代社会に必要な力や価値デザイン社会につながることを目指しています。
・本研究は2021年の滋賀大学学長裁量経費の支援を受けています。
「知的財産推進計画2021
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/210713/gijisidai.html

知財事務局恒成氏からのビデオメッセージ

三菱UFJR&C平川氏からのガイダンス

知財創造教育の内容・位置付け

知財創造教育の内容・捉え方

山際教諭の実践報告・学習指導要領

実践報告・小学校3年生