2021年12月27日
本年度は、新学習指導要領を生かした授業の改善やそれに伴う評価方法の改善など変化の年です。
その実現のため、若手の先生が多い瀬田中学校では、”教師力の向上”が大きな課題です。そこで、研修部が中心になり、「気軽に話し合う関係性(=同僚性)を大切にすることが教師力の向上につながる」と仮説を立て、教育学部附属教育実践総合センターの地域共同研究で、全体研修会とOJT研修会に重点的に取組んでいます。瀬田中学校の研修の特徴は、外部からの講師招聘以外、本校の教員が講師です。SDGsの精神「子どもたち誰一人取り残さない」ために、”まず先生たち誰ひとり取り残さない”を大切に、学びあいの形態、4人組などで自由に意見を出し合える雰囲気で取組んでいます。「授業研修会」だけでなく希望テーマを募り、2学期末までに全体研修13回、OJT研修会5回を実施しました。取組の成果として、学年以外の先生と話し合う機会が多くなり、若手に限らず先生たちが自分の課題や悩みを相談し合えるような関係性(=同僚性)が深まってきました。全体の教師力向上に繋がっていると、意識することが増えてきました。
3学期は、特に、多くの若手教員が先輩教員に自由に相談できる雰囲気を大切にし、悩みを抱え込まず、教師力が向上できる取組を進めます。