教育学部芦谷教授の子どもマインドフルネスプロジェクトが、三菱みらい育成財団ホームページで紹介されました

2022年10月27日

 芦谷教授は、英国MiSPMindfulness in Scholl Project)、オックスフォード大学、関西医科大学、関西大学などと連携協力し、4か年計画の子どもマインドフルネスプロジェクトに取り組み、英国MiSPで開発された子どもを対象としたマインドフルネス・プログラム「.b」の日本語版資料翻訳作成、普及に携わっています。.bプログラムはこれまでに13か国語に翻訳され、世界で約65万人の子どもたちが受講している学校向けのプログラムで、抑うつの低下やウェルビーイングの向上等、子どもたちの心身の健康に寄与する多数のエビデンスが報告されています。
 MiSP.b については本サイトをご参照ください。 https://mindfulnessinschools.org/

 芦谷教授や、関西医科大学の医師、心理師が中心メンバーとなって、子どもマインドフルネスプロジェクト(MfCPMindfulness for Children’s Project)が新たに設立され、英国MiSPと連携して、今後も継続して指導者養成に携わることになりました。
 MfCPについては本サイトをご参照ください。https://mfcp.info/

 今年度も昨年度に続き、英国と日本をオンラインで繋ぎ、.bプログラムの指導者養成ワークショップ「Teach .b」を、918日、19日、24日、25日の4日間にわたって実施しました。日本全国から応募した学校教員、教育関係者、心理士等が参加し、28名が新たに .b Teacherの指導者資格を得ました。さらに、現在までに日本全国の中学校、高等学校、教育施設13校、244名の子どもたちがプログラムに参加してくれており、抑うつの低下や幸福感の上昇が確認されています。プログラムを受けた子ども達の感想を一部ご紹介します。

 

 この事業は、日本学術振興会科学研究費助成事業及び一般社団法人三菱みらい育成事業財団より助成を受けて行われており、三菱みらい育成財団HPにてその取り組みが紹介されました。
 三菱みらい育成財団HP掲載資料については、本サイトをご参照ください。https://www.mmfe.or.jp/partners/555/