学生が地域の生産者の田んぼで稲作の体験学習をスタート

2023年5月15日

 4月29、30日に滋賀県大津市の生産者(植村喜代司 さん)圃場で学生が田植えを行いました。多くの学校で行われている農業体験学習をリードできる教員を育成するため大津キャンパス開講の「環境教育概論」の一環で行われたもので、受講生約270名が参加しました。また、受講生以外に本活動に興味を持った彦根キャンパス・大津キャンパスの学生・大学院生8名も参加しました。4月29日には渡部雅之 副学長・理事、徳田陽明 教育学部長による開講の挨拶が行われました。
 田植えが初めての学生も多くいましたが、全員で協力し、きれいに植えることができました。学生は、自身が田植えを体験的に学ぶばかりでなく、教員として指導する立場となったら体験的な活動やそれを通した学習をどのようにコーディネートしていくのかについて、考えながら活動を行いました。
 今後は8月下旬に稲刈り、10月には炊飯・試食の体験学習を予定しています。また、学習が体験だけで終わらないように、受講生は6名1グループに分かれて、稲作の実体験をベースに「食と農をめぐる環境」を大きなテーマとして、各グループで課題を設定し、探究的な学習を実施していきます。さらに、収穫されたお米を使って、本学オリジナルブランド日本酒「琶ぐくみ」の製造も行っていく予定です。

詳しくはこちらを御覧ください。

渡部理事挨拶

徳田学部長挨拶