1回生が今後の過ごし方や進路を考えるために4回生と懇談しました

2023年7月3日

 6月26日に、必修の教養科目「キャリアデザイン論」の授業の一環として、所属希望の専攻・専修や副免許取得と関わる専攻に所属する4回生と懇談する会が開かれ、1回生全員が参加しました。この会は、コロナ禍で3年間中断されていた本学のキャリア形成支援事業のひとつでしたが、本年度には全面的に対面授業に移行したことから、4年ぶりに開かれたものです。

 4回生は、教員採用試験のさなかというあまりゆとりがない時期の開催でしたが、1回生が専攻・専修の分属希望調査を控えた大切な時期ということもあり、32名もの人が快く協力してくれました。専攻・専修がひとつずつ教室に分かれ、16のブースを作って待機しているところを、1回生が2つまで選択して訪問するという形態でした。4回生のみなさんは、自分の専攻・専修の良いところや知っておいてほしいところ、また4回生までの学生生活について、1回生の立場にたって精一杯、頑張って応対してくれたようです。

 1回生の事後の感想をみると、「先輩方の話は、先生たちから聞いていた専攻の話をより具体的に、イメージが湧くように伝えてくださった」、「自分の思い違いに気づくことができたり、テストについて聞けたりしたのが良かった」、「明るく話してくださったので、3年後をそんなふうに楽しくしていられるのだなと、自分の将来への不安が減って良かった」、「説明のあと、個別にまわって質問を受けてくれたのが良かった」など、キャリアデザインを考えるうえで役に立ったという感触は多くの人にあったようです。

【付記】この会の趣旨と意義に鑑みて、教育学部後援会様より、4回生に冷たいペットボトル茶の提供をいただきました。この場をお借りして、感謝申し上げます。