小学校教員を対象としたコア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成プログラムの夏期集中研修を実施しました

2023年8月24日

 『現職の小学校教員を対象としたCST養成プログラム』の夏期集中研修が2023年8月1日(火)にスタートしました。1日(火)と4日(金)の研修では、児童に科学的・論理的思考力を育成するための授業力の育成をねらいとした授業研究会を行いました。最終日の8月18日(金)には、はじめに滋賀県教育委員会幼小中教育課の村木一智指導主事より「令和4年度全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえた学習指導の改善・充実」と題してご講演をいただきました。次にCST教員に求められる研修講師としての企画・運営・実施力を養成するために「研修企画運営実務研修」を実施しました。

 CST養成プログラム夏期集中研修では、大学教員の他、滋賀県教育委員会、滋賀県総合教育センター、市教育委員会の先生方、附属小学校教員、認定CST教員が参加し、指導が行われ、受講教員にとって学びの多い研修となりました。受講教員は、今回の夏期集中研修での気づき・学び・指導助言などを踏まえ、秋学期の研究授業および校内研修会に臨みます。

※滋賀大学教育学部では、滋賀県教育委員会並びに県内各市町教育委員会との連携協力を得て理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー:CST)養成事業を実施しています。このCST事業では、地域の小・中学校教員の理科の指導力向上の役割を担う教員(コア・サイエンス・ティーチャー)を養成することを目的として、『現職の小・中学校教員を対象としたCST養成プログラム』と『学生を対象とした准CST養成プログラム』があります。
 本事業は、2023年の滋賀大学学長裁量経費(ミッション実現戦略事業)の支援を受けています。

村木指導主事の講演の様子

指導の様子

受講教員による研究授業

受講教員による模擬教員研修