教育学部生が国語と英語の垣根を越える授業を実施

2023年12月8日

 12月6日()、教育学部附属中学校において、教育学部の国語学の学生と英語学の学生の3名が国語・英語の垣根を越えて言葉について考える授業を実施しました。
 今回の授業は、「ことばの教育」においては「外国語(英語)と国語の連携等によることばの面白さや豊かさへの気づきについて理解し、指導に生かすことができる」という指導要領等の到達目標に向けての実践的な取り組みとなります。
 教育学部において国語学の松丸真大教授と英語学の于一楽教授がコラボ授業を行い、国語学の学生と英語学の学生が合同チームを複数つくり、大学で学ぶ言語学の知識をどのように教育現場で活かすことができるかについて考えて、チームごとに日本語と英語の共通点と相違点について発表を行いました。さらに発表内容を動画に撮り、附属中学校教員に見てもらいフィードバックを得て、ブラッシュアップを重ねました。
 今回の附属中学校での授業はその成果を対面で実践する場となりました。中学3年生約100名の生徒を前に、3名の学生は「wear」と「着る」は同じ意味なのかを、グループディスカッションや、「着る」という行為の実演を交えながら、日本語と英語の違いを一つ一つ丁寧に説明し、中学生をことばの面白さや豊かさに引き込んでいました。

授業を行った学生

授業の様子

授業の様子

「着る」を実演を交えて検証