ひらめき☆ときめきサイエンス「正多面体はなぜ美しい~正多面体に関する新定理~」を実施しました

2024年1月4日

 11月11日(土)にひらめき☆ときめきサイエンス「正多面体はなぜ美しい~正多面体に関する新定理~」を実施しました。生徒12名、保護者6名、学生サポーター3名、現職教員2名の参加がありました。

実施の様子

【実習① 半正多面体の大きさ比べ】
3つの半正多面体の大きさを予想してもらい、グループに分かれて作成してもらいました。予想とは異なる結果になりました。正多面体のよさを知るために、その一つ下の階層である半正多面体について触れることが目標でした。生徒たちが作成した3つの半正多面体は当日のオブジェとなりました。

 

 

【実習② 正多面体の定義を知って組み立てよう】
正多面体の定義として持ってほしいものを確認し、5つの正多面体を組み立ててもらいました。

【解説 多面体のピラミッド】
正多面体、半正多面体などの定義を確認し、正多面体を頂点とする多面体の序列について紹介しました。

 

実習③ 正多面体の相互関係】
正多面体の周遊として知られる、正多面体の相互関係について模型作成を通して体感してもらいました。

【探求 2種類の距離を持つ4点の配置を考えよう】
平面上の4点で2種類の距離を持つものを全てみつける方法について探求しました。

 

 

【実習④ 正多面体についてもっと知ろう】
模型の作成により、黄金長方形3枚で正二十面体ができることを確認し、正二十面体の距離構造について学習しました。

 

 

 

 

 

 

【講義 研究の概要とまとめ】

【修了式(アンケート記入、未来の博士号授与)】

振り返って

 参加者のうち3分の2が『ひらめきときめきサイエンス』のリピーターでした。過去に10回以上参加した方からは「これまでで一番面白かった」という感想が寄せられました。学生のサポートにより「分かるまで丁寧に説明してもらえた」というコメントもありました。さらに、「(ひらめきときめきサイエンスでは)数学に関する内容が少ないため、今回の内容は貴重だった」という意見や、「模型を多用して楽しかった」という複数のコメントがありました。

実施のダイジェスト動画については次をご覧ください。前編 https://youtu.be/qkmJtyTRWQg後編 https://youtu.be/lglBvZ2tszQ

※本プログラムは、独立行政法人日本学術振興会令和5(2023)年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)JP23HT0122 の助成を受けたものです。