教育学部海外自主参加体験オランダ・プログラム実施報告

2024年3月15日

 2024229日からの12日間、教育学部海外自主参加体験オランダ・プログラムを、オランダ南部のマーストリヒトで実施しました。教育学部では、これまでタイとオーストラリアで海外自主参加体験を行ってきましたが、今回初めてオランダ・プログラムを企画・実施しました。教育学部生6名が本学海外交流協定校のゾイド大学及びマーストリヒト日本語補習授業校を訪問し、教育活動に参加しました。

 ゾイド大学では日本語を学ぶ学生の授業に参加し、会話練習補助、日本語アクティビティ、日本文化紹介のプレゼンテーションを行いました。また。毎週土曜日に現地邦人・日系家庭の子どもを対象に日本の学校授業が行われている日本語補習授業校を訪問し、小・中学生の国語と算数・数学の学習支援の他、子どもたちが日本を感じられるアクティビティを企画・実施しました。

 ゾイド大学の学生も補習校の子どもたちも学生たちの来訪を大変楽しみにしてくださっていたようで、学生同士で買い物や食事に出かけたり、日本のポップカルチャーを話題にしたり、子どもたちとは休憩時間におしゃべりやゲームをしたりと交流を深めることができました。

 参加学生たちは、海外の日本語教育や異なる母語や文化を持つ子どもたちが集う補習校の実践への参加を通して、日本の学校教育とは違った教育の難しさと面白さを知ることができたようです。

 ゾイド大学とは2015年より交換留学生の派遣・受入れ、コロナ渦中のオンライン交流を重ねてきましたが、短期プログラムは初の試みでした。本プログラムの企画段階から実施まで多大なご協力を賜りましたゾイド大学及びマーストリヒト日本語補習授業校の皆様に厚く御礼申し上げます。

  補習校で学習補助の活動

補習校の子どもたちと折り紙大会

ゾイド大学日本語授業で会話練習補助

日本語を使ったアクティビティ

オランダの学生に知育菓子で日本紹介

ゾイド大生と一緒に旧市街ツアー