1回生が今後の過ごし方や進路を考えるために4回生と懇談しました

2024年7月11日

 7月1日に、教育学部1回生必修の教養科目「キャリアデザイン論」の授業の一環として、所属希望の専攻や副免許取得と関わる専攻を広く、深く知るために、全専攻に所属する4回生と懇談する会が開かれ、1回生のほぼ全員が参加しました。当日は大雨やそれに伴う交通機関の遅れなどで一部の4回生の到着が遅れるなど危ぶまれましたが、コロナ禍にはできなかった本学部のキャリア形成支援事業のひとつとして、意義のある会となりました。

 4回生は、今年から早まった教員採用試験の一次試験を終えて、その発表待ちと二次試験の準備中というあまりゆとりがない時期の開催でしたが、呼びかけに応じて33名もの人が快く協力してくれました。全16の専攻・専修がひとつずつ教室に分かれ、ブースを作って待機しているところを、1回生が2つまで選択して訪問するという形態でした。4回生のみなさんは、自分の専攻の良いところや知っておいてほしいところ、また4回生になるまでの学生生活について、1回生の立場にたって精一杯、頑張って応対してくれたようです。

 1回生からは、「単位を取るのが難しい科目の話も聞いたが、同回生で協力して乗り切っていると聞いて、安心できた」、「副免はとっておいた方がよいと詳しく説明してもらい、とても参考になった」、「実習で使った教材などを見せてもらって、不安だった実習が楽しみにもなった」などの報告が聞かれ、キャリアデザインを考える良い機会としてくれたようです。

   

【付記】この会の趣旨と意義に鑑みて、教育学部後援会様より、4回生に冷たいペットボトル茶の提供をいただきました。この場をお借りして、感謝申し上げます。