教育学部が海外自主参加体験オランダ・プログラムを実施

2025年3月10日

 2025213日〜24日の12日間、教育学部海外自主参加体験オランダ・プログラムを、オランダ南部の街マーストリヒトで実施しました。2回目となる今年度は、教育学部生8名が本学海外交流協定校のゾイド大学及びマーストリヒト日本語補習授業校の教育活動に参加しました。

 滞在中の平日はゾイド大学で、日本語授業補助や日本語チューター活動に参加したほか、年中行事、観光地、漫画・アニメ・相撲の日本紹介のプレゼンテーションを行いました。歴史あるマーストリヒトの市街地ツアー、ゾイド大学の英語の授業にも参加させていただきました。毎日の活動後は学生同士で食事や遊びに出かけ、一般的な観光では経験できないオランダの学生文化を存分に楽しむことができたようです。

  毎週土曜日に授業が行われている日本語補習授業校を2度訪問し、現地邦人・日系家庭の子どもたちの国語と算数・数学の学習支援に参加しました。お昼休みには交流会の時間をいただき、学生たちが企画した折り紙、あやとり、似顔絵ワークショップ、すごろくで子どもたちと楽しく交流しました。補習校に通う様々な母語や文化を持つ子どもたちと触れあうことで、日本の学校とは違う教育の面白さと難しさを実感しました。

 昨年度初実施した本プログラムですが、今年度も募集前から学生の関心の高さが伺えました。今年度参加した学生の感想にも「オランダのさまざまな言語、文化、年齢の人々が自然に交流している環境を新鮮に感じた」、「長期の留学に挑戦したい気持ちになった」、「日本語を外国語として教える活動は難しかったが、将来教師になった時にこの経験を生かしたい」などがあり、学生にとって大変有意義な国際交流・異文化体験の機会となりました。

 最後に、本プログラムの企画から実施まで多大なご協力を賜りましたゾイド大学及びマーストリヒト日本語補習授業校の皆様に感謝申し上げます。また、教育学部後援会様より活動用品購入のためのご支援を賜りました。この場を借りて御礼申し上げます。

マーストリヒト補習校で学習補助活動

補習校の子どもたちと折り紙&あやとり

ゾイド大学日本語授業の補助

市街地ツアーとオランダ料理ランチ

ゾイド大学で日本紹介プレゼンテーション

ゾイド大学の学生と一緒に