現職教員から今年も1回生が話を聴きました

2025年7月24日

 7月21日に教育学部において、本学の卒業生である現職教員の方から、1回生が教職の話を聴く機会が今年も設けられました。1回生の必修科目「キャリアデザイン論」の時間を使って毎年行われている恒例の機会であり、祝日に授業があることを利用して、コロナのオンライン期間を除いて、毎年行われているものです。
 本年も、小学校と中学校から卒業生が来てくださり、学生生活が生きた経験、一日のスケジュール、教師の仕事のたいへんな部分とやりがいなどを、それぞれ熱心に語りかけてくださいました。聴いていた1回生からの感想をみると、「教師の仕事は数値で結果が表れるわけではなく、人と向き合い寄り添う仕事であり、結果の形が決まっていないこその楽しさがあると思った」、「教師の仕事は、大変さや苦労に対して、子どもが授業でわかったと言ってくれたり、行事でかっこいい姿を見せてくれたりという、見返りの方がウェイトが大きい」といった振り返りが多く見られました。またスクールサポーターを自分も始めたい、人と多く関わって経験を豊かにしておきたいといった、課題意識も多く聞かれました。自分たちと同じ学部で学んだ卒業生から、学校現場のリアルな話を聴かせていただいたことで、座学からは得られない思いを得たようでした。

                                                                                                                                              (文責・若松養亮)

岩田明日香先生(小学校)

山本浩貴先生(中学校)