2026年2月9日
2025年12月24日(水)、ピアザ淡海(大津市)において、滋賀大学教育学部と滋賀県教育委員会との共催により、シンポジウム「地域とともに育つ子どもと教師のみらい~データサイエンスと地域参加で築く学びのエコシステム~」を開催しました。本シンポジウムは、地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業の一環として実施したものです。
当日は、中学校・高等学校教員をはじめ、教育委員会や教育関係者、学校教育に関心のある方々など、合計97名の方々にご参加いただきました。
本シンポジウムは2部構成で開催しました。
第1部では、はじめに、本学教育学部 井ノ口副学部長より開会宣言があり、続いて本学 竹村彰通学長、滋賀県教育委員会 村井泰彦教育長よりご挨拶をいただきました。次に、本学 久保教育学部長より、滋賀大学が取り組む「次世代を育む『みらい教師』の養成」に関する趣旨説明がありました。
基調講演には、国立教育政策研究所 所長特別補佐 大野彰子氏をお迎えし、「教育エコシステムとデータサイエンス活用」をテーマに、国際的な教育調査の知見や教育データ活用の最新動向についてご講演いただきました。
さらに、滋賀県教育委員会 幼小中教育課 畑稔彦氏による事例報告「CBTデータを活用した『個別最適な学び』研究調査事業の分析と結果の活用」、栗東市立栗東中学校 校長 住吉由加氏による事例報告「一人一台端末を用いた『心の健康観察』とその活用」が行われ、データ活用の具体的な実践に基づく報告がなされました。
第2部では、徳田陽明副学長をモデレーターに迎え、「データでひらく教師と子どもの未来」をテーマとしたパネルディスカッションを実施しました。パネリストには、大野彰子氏(国立教育政策研究所)、鈴村愛子氏(滋賀県総合教育センター 特別研究員)、太田拓紀氏(本学教育学研究科副研究科長)、 奥村太一氏(本学データサイエンス学部 准教授)、苗代峻平氏(本学教職大学院2年、大津市立日吉中学校 教諭)の5名が登壇し、教育データ活用の現状と展望について多角的な視点から意見が交わされました。
後半のラウンドテーブルでは、「未来の子ども像のために教育データを現場でどう活かすか」をテーマに、参加者が分かれて活発な意見交換を行い、実践に活かせる示唆や視点を共有する貴重な時間となりました。
さらに会場ロビーでは、滋賀大学教職大学院「教育データサイエンス人材育成プログラム」履修生(2年次)による「課題解決研究」の成果展示、および「研修開発実習」受講生によるデータ分析の成果発表をポスター形式で実施し、多くの来場者との質疑応答やコメントのやり取りが行われました。
最後に、本学教育学部 芦谷副学部長より総括と閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛会のうちに終了いたしました。
今回のシンポジウムは、教育現場・大学・行政が連携しながら、教員養成や教育のこれからを共に考える有意義な機会となりました。
ご参加いただいた皆様、ご登壇・ご協力くださいました関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

滋賀大学 竹村学長の開会の挨拶

滋賀県教育委員会 村井泰彦教育長の開会の挨拶

滋賀大学教育学部 久保学部長の事業説明

国立教育政策研究所所⾧特別補佐 大野彰子氏の講話

滋賀県教育委員会 幼小中教育課 畑 稔彦氏の講話

栗東市立栗東中学校 校長 住吉由加氏 の講話

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

ラウンドテーブルの様子

滋賀大学教育学部 芦谷副学部長の閉会の挨拶

ポスターセッションの様子
