研修会「SULMS(滋賀大学・学習管理システム)を活用した授業実践について」を実施

 平成30年12月7日(金)14時30分~16時30分に、大津キャンパス人文・社会・教育棟3階LL教室にて、横浜国立大学教育学部准教授 尾島司郎氏をお迎えし、研修会「SULMS(滋賀大学・学習管理システム)を活用した授業実践について」を開催しました。
 研修会は教育学部教育改革推進委員会が主催し、大嶋秀樹委員長の司会により進められ、尾島司郎氏からは「新しい教育の創出に向けたLMS(学習管理システム)の活用」をテーマとして、講演をいただきました。会場には教職員や院生20名が熱心に参加しました。
 話の冒頭では、アクティブラーニングの必要性、更に教育学部での必要性の提起に対し、県下への波及効果の使命としてやるとの説明があり、大学教員が実践することは、将来教諭になった学生が児童・生徒へ教える際に実践することに繋がることで、多大な影響力があることの説明がありました。続いて、具体的なSULMSの授業での活用方法、動画の活用の有効性や作成方法、ネット動画を活用した授業実践など、アクティブラーニングを進めるうえで有益な内容に参加者は聞き入りました。
 最後の質疑応答では、いかに学生がSULMSを事前学習で活用するにはどのように実践したらよいのか、動画を活用するうえで著作権との関係性についてはどうなのかなど、参加者が今後授業で役立てる際の具体的な質問があり、講師からは実践例を示して説明がなされ、今後の授業改善に向けて有意義な機会となりました。