4回生と1回生の懇談の会を開きました

7月3日に教育学部において、1回生が4回生と懇談する会が開かれました。これは、今後の大学生活の過ごし方や教職選択を考えるうえで、4回生の経験を参考にしてもらおうと開かれたもので、今年で4回目になります。ちょうど、1年目のときに話を聴いていた1回生が今度は4回生として話をする年にあたり、企画・運営に携わってきた身としては、感慨深い回となりました。

4回生で早い人は教員採用試験に突入していた時期でしたが、全専攻・専修から1~4名は参加してくださり、計39名の協力のもとに開かれました。あわせて14のブースに分かれて待つ4回生を1回生が希望に応じて訪問し、25分のやりとりを2セッション行いました。

1回生にとっては、希望する専攻・専修の最終希望調査を目前に控えて、意中の専攻について様子を聞くとともに、不安が大きい教育実習や採用試験についても経験談を聞く時間になりました。事後アンケートでも、不安が小さくなった、どんなことを学ぶかがわかったなど、好意的な感想が数多く寄せられました。協力してくださった4回生からも、教員採用試験の面接を目前に控えて、これまでの学生生活を振り返り、それを大勢の前で話すという良い経験になったとの感想が寄せられました。

このような経験や考えたことを1回生が受け継ぎ、教員へのキャリア形成に特徴をもつ本学部の良さが引き継がれていけば、準備・運営に携わった者としてとても嬉しく感じます。

(文責・若松養亮)