2022年12月20日
11月19日(土)に、北島酒造株式会社にて教育学部の学生11名が滋賀大学オリジナルブランド日本酒「琶ぐくみ(はぐくみ)」の仕込みを体験しました。全学共通教養科目「環境教育概論」(276名受講)を通して、学生は自然環境に配慮して栽培される「みずかがみ」の田植え、稲刈り、炊飯・試食および食・農・環境に関する探究的な学習を行っております。この日は、収穫したお米の一部を使った日本酒の仕込みとして、蒸米の冷却・運搬、出麹、櫂入れなどの作業を体験しました。
また、12月10日(土)には、北島酒造様のご厚意のもと、教育学部生6名、経済学部生2名が日本酒の仕込み体験を行いました。この日は、蒸米の冷却・運搬、出麹、櫂入れ体験に加え、発酵中の「琶ぐくみ」の様子も見学させていただきました。
両日ともに、仕込み体験をご指導頂きながら、日本酒の製造工程についても詳細に教えて頂きました。学生は、米の浸水時間や蒸米の冷却温度、麹の発酵温度、アルコール度数などについてデータを取りながら調節されていることに驚くとともに、日本酒づくりにおいてデータを取りながら調節していくことと経験に基づいて判断していくことの両輪が大切であることなどを学んでいました。