7月2日に教育学部において、1回生が4回生と懇談する会が開かれました。これは、今後の大学生活の過ごし方や教職選択を考えるうえで、4回生の経験を参考にしてもらおうと開かれたもので、今年で5回目になります。話してくれる4回生たちも自分たちが1回生のときに話を聴かせてもらっていたということで、自分たちが今度は後輩たちの役に立とうと張り切ってくれました。
4回生はすでに教員採用試験に突入していたり、目前という時期でしたが、全専攻・専修から1~3名は参加してくださり、計41名の協力のもとに開かれました。13のブースに分かれて待つ4回生を1回生が希望に応じて訪問し、それぞれ20分のやりとりを2セッション行いました。今年は新たに「個人とお話」という、例えば留学経験や教員になるか迷った経験をもつ人など、特定の個人と話をする時間もとりましたが、時間にゆとりがないことが課題として残りました。
1回生にとっては、希望する専攻・専修の最終希望調査を目前に控えて、意中の専攻について様子を聞くとともに、不安が大きい教育実習や採用試験についても経験談を聞く時間になりました。事後アンケートでも、不安が小さくなった、どんなことを学ぶかがわかったなど、好意的な感想が数多く寄せられました。協力してくださった4回生からも、教員採用試験の面接を目前に控えて、これまでの学生生活を振り返り、それを大勢の前で話すという良い経験になったとの感想が寄せられました。(文責・若松養亮)