現職教員から1回生が話を聞きました

 7月16日に教育学部において、本学の卒業生である20代の現職教員の方から、1回生が教職についての講演を聞く場が設けられました。これは、必修の教養科目「キャリアデザイン論」の一環で、ここ5年にわたって毎年、海の日の授業日に開かれているものです。

 今回は東近江市の幼稚園教諭の方、大津市の小学校教諭の方、東近江市の中学校教諭の方においでいただき、20分ほどずつの時間でしたが、日頃の仕事の内容や悩んだこと、やりがいを感じた出来事、うまく仕事を進めていくコツなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。終了後の感想を読むと、「子どもが成長していく姿をみることが幸せであり、私も教師として感じてみたいと思った」、「本当に大変な仕事だと感じたが、経験談を楽しそうに話す先生を見て、それ以上にやりがいのあるものなんだと感じた」、「子どもたちから信頼される先生になりたいとずっと思っていたが、そのためにどう頑張ればいいかという具体的なことがわかった」など、新たなことに気づく良い機会となりました。大学の講義では、教師の仕事の大変な側面に気づかされる局面が多かった1回生ですが、先生方の生の声、リアルな体験談を聴いて、どんなやりがいが得られるか、なぜそこまで頑張れるかを掴んだ人も多かったようでした。(文責:若松養亮)