2025年11月21日
内閣府の知的財産戦略本部が発行する「知的財産推進計画2025」には、知財戦略の重点施策の一つに知的財産の「創造」(3)創造人材の強化・ダイバーシティの実現を掲げています。その中で、<知財創造教育の推進>として、「知財創造教育の理念は、学習指導要領において育成を目指す資質・能力の三つの柱に対応したものであり、これまで高等教育、初等教育現場において知財創造教育の浸透を図ってきた」「教育現場と地域社会とをつなぐ地域連携拠点となる地域コンソーシアムにおいて知財創造教育を普及・推進できるよう、支援を行う」と記述されています。
本学部では、この知財創造教育を継続して4年次学生の必修科目「教職実践演習」での1コマ90分の授業として実施しています。教育学部での知財創造教育は、知財教育や知財創造教育の受け手としてだけでなく、教員として実践できることを想定しています。知財創造教育ガイダンスに続き、附属小学校の山際真知子教諭による実践報告を受講しました。授業は附属学校と大学の連携による共同研究で、子供達の豊かなアイデアが楽しみながら生み出されていく様子を動画として紹介していただきました。受講後には教員となる学生たちの学習の定着のために指導計画案作成を課題にしています。

講義の様子

講義内容
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