教育実践総合センター連携講座「教職探究講座」

 教職探求講座は、滋賀大学の高大連携事業として滋賀大学教育学部附属教育実践総合センターが滋賀県立東大津高校と水口東高校の1,2年生を対象として実施しています。教職に対する理解を深めながらモチベーションを高め、進路(教職)に対する視野を広げ、その希望を確実なものとすることを目的に、大学の教員が教職や教育について講義を行ってきました。平成23年から東大津高校と始め、平成26年から水口東高校と合同開催で続けています。本年は2019年12月18日と19日に実施し、52名の生徒さんたちを迎えました。
 開講式での杉江淑子教育学部長の教職への誘いの挨拶から始まり、河口眞佐男教職大学院教授からは「教職への志が拓く教師の道」、岩井憲一教育学部准教授からは「教育におけるICT活用とは」の講義を興味深く受講しました。畑稔彦教職大学院准教授による「教育学部で学ぶとは」として滋賀大学教育学部の魅力を説明した後、各高校のOB,OGの大学生からも「私が滋賀大で学んでいること、感じていること」を先輩として楽しく語ってもらいました。
 2日目は芦谷道子教育学部教授から「学校における心理的問題への教師による対応」として心理学の興味深い講義に熱心に学び、大野裕己教職大学院教授から「教師力の形成」として日頃お世話になっている先生方への理解も深まったと思います。閉講式で修了証書を受け取り、場所を移して再度OB,OGの大学生との懇談会を行いました。ケーキを食べながらのティーパーティーでは、教育実習を終えた3回生や就職を控えた4回生の体験談など、大学生活などの楽しい話も打ち解けてできていました。教職探求講座への参加によって、生徒さん達が教職への希望を持ち続けてもらえることを期待しております。

杉江教育学部長の挨拶

河口眞佐男教職大学院教授

岩井憲一教育学部准教授

畑稔彦教職大学院准教授

3回生のOB,OG

4回生のOB,OG

芦谷道子教育学部教授

大野裕己教職大学院教授

ティーパーティー