「せいかつ・そうごう研究会」を開催しました

 2020年2⽉22⽇(⼟)13:30〜16:30、 滋賀⼤学教育学部附属⼩学校において、滋賀県の⽣活科・総合的学習の時間の充実に向けた「せいかつ・そうごう研究会」を開催しました。本研究会には、滋賀県内の⼩・中学校教員、⼤学教員、学⽣など約30名が参加しました。
 はじめに滋賀県における⽣活科・総合的な学習の時間の実践について、以下の3件の発表が⾏われました。

・はっけん・くふう・おもちゃ作り  〜北野っ⼦フェスタに向けて〜
                           野洲市⽴北野⼩学校 加賀⽖ 美希 先⽣

・総合的な学習の時間を核としたカリキュラム・マネジメントのモデル開発
    〜地域の伝統野菜の栽培「そだてタイム」を通して〜
                           滋賀⼤学⼤学院教育学研究科 ⼭⽥ 礼 ⽒

・探究的学習活動を軸にした未来を拓く総合的な学習の時間
    〜滋賀⼤学教育学部附属中学校の実践を通して〜
                           滋賀⼤学教育学部附属中学校 髙橋 利彰 先⽣

 3件の実践発表後、愛知教育⼤学⽣活科教育講座の加納誠司教授によるご講演「令和新時代に⽬指す⽣活科・総合的な学習の時間の創造」が⾏われました。県外の実践を例⽰しながら、これからの⽣活科・総合的な学習の時間で求められることについて述べられるとともに、本研究会で発表された3件の実践について、理論と実践を結びつける解説を頂きました。
 また、滋賀県内の実践発表やご講演に関して、参加者からは多くの質問や意⾒が出され、今後の⽣活科・総合的な学習の時間の在り⽅について活発な議論が⾏われ、有意義な研究会となりました。

⽣活科・総合的な学習の時間の実践発表

加納誠司教授によるご講話