JICA研修「水資源の持続可能な利用と保全のための統合的湖沼・河川・沿岸流域管理」に協力し、湖上観測を行いました

JICA(国際協力機構)研修「水資源 の持続可能な利用と保全のための統合的湖沼・河川・沿岸流域管理」の講義のひとつとして、「琵琶湖の水採取分析実習」を実施しました。

この研修は、公共財団法人 国際湖沼 環境委員会が実施しているもので、今年度は9か国10名の研修生が来日しています。

滋賀大学では2006年に進水した調査艇「清流III」を活用し、毎年JICA研修の講義の一つとして、湖沼観測の実習を行ってきました。

本年度も、9月8日(金)に、3名の教育学部学生と1名の教員(環境教育 講座:石川俊之)が調査艇を活用し、湖沼観測の実演や、琵琶湖の特徴について講義を行いました。講義は主に英語を用いて行われました。教育学部学 生3名は英語での説明に緊張しながらも、学部で学んだ湖沼観測の技能や生態学的知識を活用し、海外からの研修 生との観測を無事に成功させました。

(文責:石川 俊之)